鶏白レバーの次はなんとアレを使うラーメン!「雨は、やさしくNo.2」

北海道ウォーカー

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あっさりとした和風スープに鶏白レバーペーストを乗せる……そんな今までになかった一杯で札幌のラーメン界を驚かせた札幌市・白石区の人気店「雨は、やさしく」。そのセカンドブランド店「雨は、やさしくNo.2」が6月9日にオープンしました。店主・東元さんは鶏白レバーの次はどんな食材で驚かせてくれるのか、を楽しみに取材に行ってきました。

来店するお客さんのほとんどがオーダーするトップメニュー「帆立×鶏白湯」850円


まずは看板メニューをお願いしました。東元さんが新たな旨味を追求していくなかで、新店でセレクトしたのは、なんと!「ホタテのペースト」。本店の限定メニューでいろいろな味にチャレンジしたなか、ホタテを使った一杯が特に評判が良かったのだとか。「帆立×鶏白湯」(850円)は、鶏や煮干しなどでとった鶏白湯スープにホタテのペーストが乗った一杯で、そのペーストを徐々に溶かしながら食べ進めることで、濃厚さがアップ! ホタテの風味がふわっと香り、深いコクが広がり、味の変化が楽しめる飽きない一杯なのです♡  

もちろん雨やさのトレードマークでもある、ゴボウのトッピングは揚げゴボウと煮ゴボウのなんと2種類!ゴボウ好きにはたまりません(*^^*)

「淡麗醬油」740円


お次にいただいたのは、「淡麗醬油」(740円)。煮干しや昆布、シイタケでとった上品なスープに、小さく刻まれた昆布の出汁ガラやシソなどが乗った、“和”を存分に味わえる優しい一杯です。こちらも2種類のゴボウと大きなチャーシューも乗り食べ応え抜群です!

店主の東元卓哉さん


祖母も父もラーメン店主の経験があるという、まさにラーメンのDNAを受け継いでいる店主の東元卓哉さん。幼い頃からラーメンの存在は身近なものだったといいます。父の店をはじめ、札幌の有名店での約8年の修業の中で、技術はもちろん、体調が悪くても並んでくれるお客さんのために休まず営業し、常にお客様を第一に考えていた親方の背中を見てたくさんの事を学んだといいます。さまざまな経験を経て2012年に念願の1号店をオープンさせました。

今回、2号店でホタテのペーストを扱うにあたって色々な苦労があったいいます。生ホタテで作るパテは、味が薄くてラーメンにすると物足りなく、ホタテを主張させるために試行錯誤を繰り返し、バター醤油で炒めて焦げを付けたりするなどし、今の味にたどり着いたのだそうです。東元さんは「細かい作業も手抜きをせず、一杯一杯をていねいに作ることを心掛けています。今までありそうでなかった一杯をぜひ味わってみてください」と笑顔で話してくれました。

カウンターには1席毎に照明が照らされています


「もっと濃厚なスープになるように、お客さんの反応を見ながら、少しずつ進化させていきたい」とのことなので、今後も楽しみですね(*^^*)

「最初と最後のひと口が違う一杯」をコンセプトにした起承転結のあるラーメン。究極の和の一杯は必食です!

札幌駅北口から徒歩約10分


■住所:札幌市東区北7東3-28■電話:011・722・5511 ■時間:11:00~15:00(LO)、18:00~20:20(LO)■休み:月曜※祝日の場合は翌日休み ■席数:13席(カウンター13) ■禁煙

【北海道ウォーカー編集部】

高橋まりか

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