さいたま市岩槻人形博物館

さいたま市岩槻区は日本有数の人形産地として知られる「人形のまち」。岩槻人形博物館では、地域に伝わる人形作りの技を紹介するとともに、江戸時代の雛人形や御所人形など、日本人形の優れたコレクションを展示し、人形の魅力や奥深さを国内外に広く発信している。コレクションの柱は、日本画家であり人形玩具研究家・収集家として活躍した西澤笛畝の旧蔵品で、その他のコレクションや寄贈資料を合わせて5500点以上の人形関係資料を所蔵。そのほか講座やワークショップなどをはじめ、日本や世界の人形に関するバラエティ豊かな企画展・特別展を定期的に開催。博物館に近接する「にぎわい交流館いわつき」では、地元で育った新鮮なヨーロッパ野菜を使った「ヨロ研カフェ」や体験講座を楽しめる。