走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代
前期2024年4月20日(土)〜6月23日(日)、後期7月5日(金)〜9月1日(日)
休み:月曜。ただし祝日の場合は開館し翌日休館。5月27日(月)〜30日(木)、7月29日(月)〜8月1日(木)は展示替えのため休館
最終入館17:30
作品を通して走泥社の活動を紹介
前衛陶芸家集団として戦後日本の陶芸を牽引した走泥社(そうでいしゃ)。走泥社は1948年に京都の陶芸家、八木一夫、叶哲夫らの5人で結成され、多様な人材が集まり50年にわたり活動を続けた。本展は結成25年の1973年までに焦点を絞り、25年の間に同人であった42人のうち、作品が残る32人の制作を通して走泥社の活動を紹介。3章で構成するうちの1章と2章を前期、3章を後期として展示替えが実施され、前期では鈴木治の「ロンド」などの初期作品が、後期には宮永理吉の「パイプ」など、多様な造形表現がなされるようになった充実期の作品を見ることができる。
見どころ
前期では前衛陶芸家集団として走泥社の骨格が定まるまでの作品を、後期では草創期からのメンバーと次世代の若手作家とが併存した時期の作品が展示され、前衛陶芸が生まれた時代の流れを一連の作品を通して知ることができる。
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