NMB48川上千尋が「FINAL FANTASY」の舞台に出演「世界感を壊さないように演じたい」
東京ウォーカー(全国版)
「FINAL FANTASY」の大人気タイトル、「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争」が舞台化された「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE」が2024年2月23日(祝)からヒューリックホール東京にて上演される。鉄の美姫として知られる大国ホルンの王女マシュリー・ホルン役を演じるNMB48の川上千尋さんに出演にあたっての意気込みを聞いた。
「ちゃんとマシュリー・ホルンとして、認めてもらえるようなお芝居ができたらなと」
――まずは出演が決まったときの気持ちから教えてください。
「FINAL FANTASY」は誰もが知ってる人気タイトルなので、演じるのが私でいいのかなっていう気持ちになりました。
――これまで「FINAL FANTASY」のコンテンツに触れ合ったことはありましたか。
これまで触れ合ったことはなくて、出演のお話をいただいてから、携帯のアプリで楽しめる「FFBE幻影戦争」をダウンロードしてちらっとやってました(笑)。
――やってみてどうでしたか。
こういうキャラクターでこういう世界観でというのがよくわかりました。稽古期間中に、どっぷりハマりたいなと思っています。
この世界観を舞台でどう表現するんだろうっていうのも楽しみで、衣装を着させていただいたときに、こんな感じなんだって。自分のサイズに合わせて作ってくださった衣装っていうのが、すごいうれしかったです。
――公式サイトの動画でも少し紹介されてましたが、どんな衣装になるのでしょうか。
動きやすいドレスみたいな感じになっています。採寸から始まって、ある程度出来上がった状態でこんな感じにしようみたいなやり取りがありました。もうちょっとここを切ろうかとか、足そうみたいなそういう細かい作業を目の当たりにしてるので、衣装を大事にしていきたいなって思いましたし、胸が躍りました。
動きやすさを考えてくださっていて、着た感じがとても軽かったです。靴がヒールなので履きこなせるかがちょっと心配です。ふだん履いているヒールは厚底タイプのものが多くて。今回は後ろだけが上がったタイプのヒールの靴なので、ちょっと前のめりになりがちです。そのヒールでいっぱい動いたりするので稽古中もヒールを履いて練習した方がいいんじゃないかなって。ヒールを履きこなして、かっこいい姿をお見せできるように頑張ります。
――今回演じる王女マシュリー・ホルン役について教えてください。
マシュリー・ホルンは、こういう強さをもった女性になりたいなと思わせてくれる人です。発する言葉がすごい強くてみんなを引っ張っていくタイプ。
男だけが戦いに行くんじゃなくて、自分も参加したいっていう気持ちがあったりとかして、お嬢様らしくないお嬢様なんですけど、国を守ろうとするひたむきな姿勢について行きたくなります。NMB48で言えばキャプテンみたいな感じの、強い女性像にすごい憧れます。
――逆に言うと、川上さんはそんなに強くないってことになりますよね。
アイドルとして年数を重ねていって、強くなってきたかなと思うんですけど、みんなを言葉で引っ張るとかはなかなか難しいことだと思うので、率先してついて来いって言える人はすごいなって憧れます。
――逆に今回の役柄とここは似ているから演じやすいというのがあれば教えてください。
誰でも弱い部分があると思うので、特定の人にだけ少し見せる弱さっていうのが、同じ人間なんだなって思いました。
――役柄の強さみたいなものを感じながら私もそういう人になりたいと感情移入しながら、台本を読み進めているとは思うんですけど、演じるうえで意識していることを教えてください。
元々声を担当されてる方がいらっしゃったり、ファンの方がいらっしゃる作品なので、とにかく失礼のないように演じたいと思います。最初はどうしても違和感があるかもしれませんが、観ていくうちに、ちゃんとマシュリー・ホルンとして、認めてもらえるようなお芝居ができたらなと。
女王様らしく命令口調が多いので凛とした姿だったり、姿勢にまずは気をつけてみたりとか、声色をちょっと低めにしてみたりとかを意識して実践したいなって思ってます。
この記事の画像一覧(全6枚)
キーワード
- カテゴリ:
- タグ:
- 地域名:
テーマWalker
テーマ別特集をチェック