モー娘。小田さくら、初フォトエッセイ「さくらと猫」が発売!ファーストサマーウイカからも欲しいの声。

東京ウォーカー(全国版)

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小田さくら撮影=八木英里奈/衣装=ADELLY

初のフォトエッセイ「さくらと猫」を発売したモーニング娘。'23の小田さくら。「さくらと猫」は、生まれたときから保護猫と一緒に育ち、猫のいない生活は考えられないという小田が、愛する歴代猫たちの話やこれまで参加したミルクボランティアについて語ったWeb連載を書籍化したものだ。新規グラビアや小田自身が撮影した愛猫の写真、オキエイコによる描き下ろし漫画も収録され、小田の素顔をのぞき見できるボリューム満点の一冊となっている。今回はその発売を記念して、改めて猫への熱い思いとかわいい猫たちと撮影したグラビア撮影の思い出、そして、最近の家猫話などについて語ってもらった。

猫のかわいさだけでなく、命の大切さも伝えたかった

小田さくら撮影=八木英里奈/衣装=ADELLY

――まずは1stフォトエッセイが完成した感想からお聞かせください。

猫を飼うことのよいところとデメリット、その両方が詰まった本になっていて、とてもうれしく思いました。かわいい猫たちとのグラビア写真では、アイドル的な夢の部分をお見せして、文章や漫画では私が日々感じている猫の現実的な部分を伝えることができた気がします。

“猫ってかわいいよね!”だけではない本を作ることができて、とてもうれしかったです。それから、母がとても本好きの人なので、親孝行できたなって思っています。

――保護猫との生活やミルクボランティアの話では、責任を持って動物を飼うことや命の大切を伝えたいという気持ちが強かったように感じました。

そうなんです。今回のフォトエッセイはWeb連載が基になっているのですが、連載でお話をしているときから、私はそこを一番皆さんに訴えたいんだなと思っていました。取材を通して、自分の気持ちを自分で知ったという感じです。たまたま保護猫しか飼ったことがなく、ミルクボランティアをしたのも外出自粛がきっかけでしたが、経験を重ねるうちに猫業界の深刻さを知って、思った以上に”ヤバい“のではないか?と思うようになったんです。その思いを”モーニング娘。“という名前をお借りして、世の中に発信することができたので、グループにも感謝の気持ちでいっぱいです。

※ミルクボランティア
生後間もない子猫を一時的に自宅で預かり、授乳や排泄の介助をしながら育てること。

――メンバーから書籍化について、何か言われたりしましたか?

モーニング娘。のメンバーがフォトエッセイを出すことがめちゃめちゃ珍しいので、後輩たちから「フォトエッセイって、どういうことですか?」と言われました(笑)。表紙が発表されたときに、写真よりもまず「フォトエッセイ」に目がいったらしいです。ほかのグループの子には「表紙の写真がかわいいね」と言ってもらえました!それから、仲良くさせていただいているファーストサマーウイカさんにも「この本欲しい!」と言っていただけたこともうれしかったです。

――見た目はかわいいですが、中面では小田さんが保護猫や猫業界について真剣に語っているので、保護猫に興味を持たれる方も多いのではないかと思います。

そうなるといいなと思います。保護猫を引き取って一緒に生活したり、ミルクボランティアを経験しなくてもいいんです。ただ、町中で野良猫を見たときに、“かわいい”以外の感想を少しでも持ってもらえたらいいなと思います。私は野良猫=保護猫がいなくなる世の中になったらいいなと思っているのですが、それを実現するためにはご飯をあげるなど中途半端に手を出さないことが求められるんです。好きだから猫を大切にしたいですけど、好きだから野良猫には手を出さない。出すなら最後まで責任を持って飼ったり、近くの保護猫団体に連絡を入れてほしいです。

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