札幌で食べるならココ! ザンギの名店「布袋」を見せます

北海道ウォーカー

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北海道では鶏のから揚げのことを「ザンギ」と呼びます。「から揚げと何が違うの?」とよく聞かれる質問ですが、人により店により定義が違うようなので、おいしければいいのではという意見もあり……。

さて、「札幌でどこのザンギが美味しいの?」と聞かれたら私が迷わず即答するのが市電通り沿いに位置する「中国料理 布袋」。

いつ何時に行っても常にたくさんの人で賑わいをみせる札幌の超人気店なんです。今から20年前、「働くお父さんにお腹いっぱい食べて元気に働いてもらおう」というコンセプトの基、オープンしたのが始まりといいます。そんな味も美味しくボリューム満点という、神ってるお店「布袋」の人気NO.1メニュー「ザンギ」の美味しさの秘密を探ってきました。

ザンギ定食Aは、ザンギが7個、Bはザンギが4個に小さな麻婆豆腐、 その他どちらにもライス、味噌汁、サラダが付きます


一番人気はやっぱりザンギ。ライス、味噌汁などが付く「ザンギ定食」(890円)は、なんと!本店を訪れる人の約8割がオーダーするのだそう。まず、目を引くのはそのサイズ! 握りこぶし1個分の大きさくらいあります。一口ほおばると、表面がパリッとしながらもお口の中に肉汁が広がります。温度の違う油で3度揚げしているからこそ、この究極の食感が誕生するのです。

実は、最初からこの大きさにと思ったわけではなく、この食感を出すための試行錯誤が生み出した奇跡の大きさだったのです(*^^*)。また、特製のタレに漬け込み片栗粉を打った後、粉が水分を吸いきるまで冷蔵庫で寝かせてなじませているのも美味しさの秘密。そして、油をこまめに替えることで、酸化を防ぎ、美味しさを保っているんですって。

ショウガが効いた特製のタレで、味の変化を楽しみたい


さて、7個のザンギ…もちろんそのまま味わっても美味しいのは言わずもがなですが、さすがに後半飽きちゃうのでは…と心配になりますよね。そんな時に登場するのが“特製のつけダレ”。「味の変化を楽しんでもらいたい」と社長の佐藤郁文さんが編み出したもので、ちょっぴり甘めにしていて、塩味のデフォルトザンギとの相性も抜群なのです。

布袋の店主 佐藤郁文さん


「今年20周年を迎えられたのもお客様のお陰だと思い感謝しています。今後も変わらないことの大事さを大切にしながらも新たなものにも挑戦できたらと思っています」と熱く語ってくださいました。

活気あふれる店内。1階のテーブル席のほか2階には座敷も


サラリーマンの聖地であるイメージが強い布袋も、最近では「おひとり様女子」が急増しているのだとか。それでも、男性陣が多い本店には一人じゃ行きづらいな~という女性!安心してください! 赤れんがテラス店に2号店もありますよ♡

札幌市民が愛してやまない布袋の「ザンギ」。札幌を訪れた際はぜひ一度味わっていただきたいオススメの逸品です!

電車通り沿いにある店舗は黄色いテントが目印です


中国料理 布袋 本店 ■住所:札幌市中央区南1西9-1■電話:011・272・4050 ■時間:11:00~21:00(LO)、水曜は11:00~14:00(LO) ■休み:日曜、第3土曜 ■席数:58席(喫煙可)

【北海道ウォーカー編集部】

高橋 まりか

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