関西に急増中！混ぜまくって味わう“スリランカスタイル”カレー最新11皿

複数のカレーとおかずの副菜がワンプレートに盛られ、混ぜながら食べ進んで、味わいの変化も楽しめる“スリランカスタイル”のスパイスカレー。人気店の移転拡大をはじめ、話題の仕掛け人の店が登場するなど、新店も急増中！そこで、華やかで盛り付けも豪華な、関西の最新スリランカスタイルを集めてみたので紹介しよう！

人気・実力共に屈指の名店がカレー激戦区へ殴り込み!?

大阪のスリランカシーンでも一、二を争う実力店「セイロンカリー」が、大正区から“ミナミ”エリアへ移転。なかでも人気の「アンブラ」は、好みのカリーと、スパイスを効かせた現地の定番おかずが日替りで5種。現地の作法に従い、ちょっと混ぜて、もっと混ぜて、混ぜまくって味わえば、ひと皿の中で甘・辛・酸とスパイスが織り成すスリランカワールドへ。

「アンブラ」(1000円)。好みのカリー1種に、5種のスパイス系の副菜、豆の粉で作った生地を揚げたパパダム付き。昼夜共に同価格。

■セイロンカリー＜住所：大阪市中央区南船場1-13-4 フロントラインビル 1F 電話：06-6125-5434、ランチ11:30～15:00(LO14:30)、ディナー18:00～22:00(LO21:30) 休み：木曜 席数：36席 交通：地下鉄長堀橋駅より徒歩8分＞

現地人シェフが作るひと皿はスパイス使いがパワフル！

大阪・北浜の「Rasa Bojun(ラサ ボジュン)」の、来日4年目のベテランシェフが作る料理は、本場らしいスパイス使いが印象的。「ボジュンプレート」では、チキンやポークから選ぶカリーに副菜がたっぷり。炒め物や揚げ物などバラエティ豊富な夜のアラカルトも気になる！

「ボジュンプレート」(1000円)。チキンやポークなど5種から選ぶカリー1種に、レンズ豆のカリーや野菜を使った副菜など5種のおかず付き。

■Rasa Bojun(ラサ ボジュン)＜住所：大阪市中央区内平野町3-3-2 恵比寿ビルB1 電話：06-6948-8767、ランチ11:00～14:00、ディナー18:00～21:00 休み：日曜 席数：36席 交通：地下鉄北浜駅より徒歩11分＞

大阪のカレー界を牽引する黒田氏の新たなチャレンジ

大阪・梅田の「ポンガラカレー」は、自身のバーで出すスリランカカレーが、マニアはもちろん初心者をもうならせる黒田 健氏監修。現地で調達した上質なスパイスを巧みに使うカレーと、それに合わせる味わい多様な副菜たち。そのバランスの絶妙さは脱帽ものだ。

「スリランカプレート」(1100円)。ココナッツミルクで作る豆カレーとスパイシーなチキンカレー。副菜は5種。ご飯は日本米の場合100円引き。

■ポンガラカレー＜住所：大阪市北区角田町8-47 阪急サン広場地下通り B1 電話：06-4792-8229 時間：11:00～22:00(LO21:30) 休み：なし 席数：32席 交通：阪急梅田駅より徒歩4分＞

スリランカ的おうちごはんはマイルドで優しい味わい

現地での食べ歩きなどで修業した「すりらんかごはん ハルカリ」店主が作るのは、しっかりとスパイスを効かせつつも、仕上がりマイルドな優しい味わいのカレー。合わせる副菜はスパイス炒めやあえ物など、野菜たっぷりで体にも優しいのがウリだ。

「本日のすりらんかごはん」(1000円)。2種のカレーと副菜共に日替りで。胃もたれしにくいのは塩や油が控えめなのと野菜たっぷりゆえ。

■すりらんかごはん ハルカリ＜住所：大阪市北区曽根崎新地1-6-24 蜆楽紅鯨 電話：非公開 時間：11:30～15:00(LO14:30) 休み：土曜、日曜、祝日 席数：9席 交通：JR北新地駅より徒歩3分＞

スパイスのメリハリが秀逸なスリランカの母直伝カレー

約3年間、大阪・北新地のバーで昼限定の間借り営業していた「カレーや デッカオ」がミナミにて独立オープン。現地出身の義母にイチから教わったスリランカカレーは、20種以上のスパイスを使い、焙煎も自前というこだわりぶり。

「スリランカセット」(1200円)。定番のチキンカレーと日替りカレー、さらに豆カレー。ナスの炒めものなどのおかずと、自家製の薬味が2種。

■カレーや デッカオ＜住所：大阪市中央区南船場3-8-5 南船場ビル2F 電話：090-2045-7333 時間：11:00～15:00(LO) 休み：不定休 席数：15席 交通：地下鉄心斎橋駅より徒歩8分＞

料理人歴18年の店主が勝負おかずとの調和がお見事！

兵庫県西宮市の「スリランカ・カレー Arrack(アラック)」は、趣味のカレー作りに拍車がかかり間借りでオープン。今でも食べ歩きを続け、日々進化するカレーはスパイスの強弱が自慢。1種の時と2種から選べる日もある。

「スリランカ風カレーランチ」(950円)。日替りカレー1種におかず5種。カレーが2種ある場合は、合いがけ(1200円)。デザート付き。

■スリランカ・カレー Arrack(アラック)＜住所：兵庫県西宮市甲風園1-6-6 エクセル北口 1F 電話：0798-64-2227 電話：11:30～14:30(LO14:00) 休み：日曜、月曜、火曜 席数：19席 交通：阪急西宮北口駅より徒歩3分＞

スリランカ!?インド!?自由形スパイス料理

大阪・北浜の「スパイス料理 ナッラマナム」では、スリランカとインド料理をベースにしながらも、週替りカレーにキムチを使ってみたり、新鮮なフルーツがのっていたり。プレートの中で溶け合う、甘辛酸旨の不思議な調和を追求！

「合いがけ＋とろっとろ卵ピックル」(1350円)。カレー1種は1000円。写真の卵ピックルは＋150円。カレーと日替りのおかず約5種が付く。

■スパイス料理 ナッラマナム＜住所：大阪市中央区瓦町1-4-6 市岡興産ビル1F 電話：06-6484-5799 時間：11:30～15:00 ※売切れ次第終了 休み：土曜、日曜 席数：14席 交通：地下鉄北浜駅より徒歩6分＞

イベントでも活躍中のスパイス使い繊細カリー

好きな店に通い詰め研究した「酒上り」のカリーは、カレーイベント「カレーEXPO」でも話題に。料理人として伊・仏と渡り歩いた店主が作るひと皿は、スパイスや副菜の味バランスがこまやか。

「スリランカカリープレート」(1000円)。日替りのカリー1種に、レンズ豆カリーやサラダタイプのあえ物などおかずは7種ほど。

■酒上り＜住所：大阪市北区松ヶ枝町5-2 昭星ビル 1F 電話：06-4801-9111、ランチ11:30～13:30、ディナー17:00～23:30 休み：土曜 席数：25席 交通：JR大阪天満宮駅より徒歩6分＞

約35種のスパイスで作る日替りプレート

大阪・本町の「スリランカダイニング アマヤ 本町店」は、河内長野の人気スリランカ料理店が平日限定でオープンするカレー専門店。スリランカの5つ星ホテルで腕を磨いたシェフが作る本格スリランカカレーのほか、火曜と金曜にはビリヤニなどの特別メニューも提供。

「日替りスリランカワンプレート」(1200円)。辛めのチキンカレーと程よい辛さのイカカレーがメイン。副菜の豆とホウレンソウのカレーが甘めなので、混ぜると辛さもマイルドに。

■スリランカダイニング アマヤ 本町店＜住所：大阪市中央区久太郎町3-1-22 OSKビル1F 電話：非公開 時間：11:00～15:00(LO14:30) 休み：土曜、日曜 席数：16席 交通：地下鉄本町駅より徒歩5分＞

辛さ控えめが家庭の味！豊富な副菜で見た目も豪華

大阪・中崎町の「アンバラマ」は、スリランカの家庭の味を再現する、スリランカ料理専門店。ランチとディナーで内容の異なるアンバラマプレートは、サラダと日替りスープも付いてコスパも抜群。

「アンバラマプレートランチ」(1000円)、ディナーは1200円。メインのカレーはチキン、ビーフ、ポーク、フィッシュ、マトンの5種から選べる。野菜の副菜も多く、ヘルシーなひと皿。

■アンバラマ＜住所：大阪市北区中崎3-5-14 電話：06-6147-3880 時間11:30～14:30、17:00～23:00(LO各30分前) 休み：不定休 席数：49席 交通：地下鉄中崎町駅より徒歩4分＞

少数民族の伝統料理を絶妙なスパイス使いで再現

大阪・心斎橋にある「CURRY FORNICATION(カリー フォニケーション)」の、ハスの葉を敷き見た目でも魅せるカレーは、毎週内容が変わる。南船場の有名スリランカ料理店に技術を学ぶなど、研究の成果が詰まった一品は、カレー通も納得の味。

「ランプライス」(1200円、※月曜のみ)。オランダやポルトガルなど、さまざまな国の食文化がミックスした、スリランカの少数民族バーガー人の料理を再現。

■CURRY FORNICATION(カリー フォニケーション)＜住所：大阪市中央区東心斎橋1-17-15 丸清ビル5F 電話：非公開 時間：11:30～14:00 ※売切れ次第終了 休み：月曜のみ営業 席数：7席 交通：地下鉄心斎橋駅より徒歩5分＞【関西ウォーカー編集部】

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