成人式で見つけた着物美人図鑑2017

東京ウォーカー(全国版)

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2017年1月9日(祝)に全国各地で新成人を祝う成人式が行われた。総務省によると、今年の新成人はのべ123万人。16年よりも2万人多く、2年ぶりの増加となった。8日(日)、茨城の水戸会場で成人式をあげた記者が会場で着物美人に突撃取材。振袖のこだわりポイントや新成人としての目標などをインタビューした。

成人式で見つけた着物美人図鑑2017


水内惠理香さん「大和撫子な女性を目指して日々奮闘中」(茨城・水戸)


【写真を見る】上智大学の水内恵里香さん。今年の目標は「言葉遣いを正し、所作を美しくして、大和撫子になること」


振袖は派手すぎない柔らかい色合いと華やかな古典柄がポイント。大学ではSAfro FAmilyというゴスペルサークルに所属し、日々練習に励んでいる。今年の目標は「言葉遣いを正し、所作を美しくして、大和撫子になること」

森美月さん「大好きな赤色の振袖や生花で自分らしさを」(茨城・水戸)


森美月さん。将来の夢は薬剤師


好きな色である赤色の振袖を選んだという森さん。髪飾りも生花を使用し、とってもオシャレ。「将来は薬剤師なので、大学で勉学に励んでいます」

谷村香代子さん「変わらない、等身大の自分で居続ける」(茨城・水戸)


谷村香代子さん。戦前もののアンティークの振袖がとっても個性的


振袖はなんと戦前もののアンティークで谷村さんのセンスが光っている。髪型もシンプルに結え、落ち着いた20代っぽさを漂わせている。新成人としての目標は「変わらず。20歳になっていきたいです」

綿引楓さん「将来は素敵なお嫁さんになること」(茨城・水戸)


綿引楓さん。将来の夢は「お嫁さん」


母とおばさんも着た振袖。新成人になった感想は「身が引き締まる思いです。まずは大学をしっかり卒業出来るよう勉学に励みたいです」また今年の目標は「周りの人にやさしくできる、そんな1年にしたいです」と素敵な笑顔で話してくれた。

渡邉恵璃子さん「迷いながらも前に進み続ける2017年に」(茨城・水戸)


慶應義塾大学の渡邉恵理璃子さん。今年の目標は「自分のやりたいことに向かって、行動する一年にすること」


「将来の夢は明確には決まっていません。ただ今好きなこと、やりたいことがプログラミングなのでそれをやっているうちに将来の夢が見つかれば良いなと考えています」友達に再会し、5年前に20歳の自分に宛てて書いた手紙を読みやっと実感が湧いてきたという渡邉さん。「これからは新成人として自分の目標に向かって頑張れる人間になりたいです」

今井ゆうかさん「2017年は去年よりももっと成長した自分に」(茨城・水戸)


大学ではゴルフ部に所属している今井ゆうかさん。「まだまだ下手なので今年は頑張って母のスコアを抜かしたいです」


成人式に参加して20歳としての自覚が持てたという今井さん。また同時に家族に愛されてることも実感できたという。「将来は優しい小児科の先生になりたいです。そのためにも今年はちゃんと勉学など、やるべきこともきちんとやっていきたいです」

また水戸会場以外でも見つけた着物美人も紹介。

五十田祥さん「自分の夢をしっかり語れるような人に」(富山・高岡)


慶應義塾大学の五十田祥さん。生花を使用した髪飾りがとってもキュート


芯の強さと笑顔が魅力的な五十田さん。鮮やかな赤の振袖が五十田さんの笑顔をよりいっそう引き立てている。髪飾りは生花を使用。新成人としての目標は「自分の夢をしっかり語れるような人になりたいです。また、そのためにも熱中できることを今年中に見つけることが目標です」

大林美結さん「気持ちを新たに何事も全力投球で」(茨城・ひたちなか)


首都大学東京に通う大林美結さん。将来の夢は保健師になること


ミスオブサークルに出場している大林さん。白地にたくさんの花がちりばめられ、全体的にふんわりとした優しい女性の印象に。「新成人として気持ちを新たに何事も頑張っていきたいです」

柳川礼子さん「苦しみも跳ね返すぐらい胸を張って歩みたい」(神奈川・愛川町)


高貴で優雅な雰囲気を醸し出している紫の振袖。大人への新たな一歩を踏み出す彼女に勇気をくれる一枚


成人式は立志式と同じ場所、同じメンバーで行われたが、成人式の雰囲気は立志式とは違う大人の雰囲気だったそう。「周りの同級生を見ると鏡のように自分の成長も見ることができ、それは嬉しい反面、将来への責任の重さを感じて心が苦しくなります。でもその苦しみをはね返すくらい胸を張って元気に過ごしたいです」

稲葉理沙子さん「将来の自分をしっかり思い描ける1年に」(大分・大分)


慶應義塾大学の稲葉理沙子さん。十日町友禅の赤の総絞りがとっても華やかな振袖


十日町友禅の赤の総絞りで、これ以上ないほど華やかな振袖に。今年の目標は「来年には就活も控えているので、自分のやりたいことをやりつつ、将来の自分をしっかり思い描ける1年にしたいです」

インタビューした子たちのなかには、意外にも親の振袖を着ている子も少なくなく、帯揚げや帯締め、半襟などで現代風に、そして”自分らしく”、上手にリメイクしていた。また髪飾りも生花を使用するなど、いま注目されているトレンドを取り入れている子たちもいた。20歳という節目を迎え、新たな旅立ちを迎えた新成人にとって成人式は、忘れられない特別な一日になったのではないだろうか。【ウォーカープラス編集部/青山奈津美】

青山奈津美

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