約450点の原画が日本初上陸!「ディズニー・アート展」開催
東京ウォーカー
1928年のミッキーマウスの誕生から約90年に渡り、世界中を魅了する作品を作り続けているウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。
そのキャラクターに命を吹き込む技―“魔法”を解き明かすため、初期作品から最新作『モアナと伝説の海』まで、約450点の貴重な原画等を集めた展覧会「ディズニー・アート展<いのちを吹き込む魔法>」が、2017年4月8日から東京の日本科学未来館を封切りに全国4ヶ所で開催される。展覧会の開催に先駆けて12月8日に記者発表会が行われ、その展示の内容が紹介された。
ディズニー映画のベースとなったオリジナルの原画が日本に出展されるのはとても珍しく、今回展示される450点のほとんどが日本初上陸、しかも初期から現代作品までを網羅した展覧会は日本では初開催というから、それだけでファンにはたまらない。
6500万点以上のディズニー作品の資料を保管しているアニメーション・リサーチ・ライブラリー(ARL)のキュレーターが選定したという450点の資料の中には、ミッキーマウスの公式デビュー作として知られる1928年の『蒸気船ウィリー』と、実はそれよりも前に製作されていたという“幻のデビュー作”とも言うべき『プレーン・クレイジー』の原画など、本当にレアな資料も含まれるという。
展示会場である日本科学未来館の内田まほろの説明によると、展示は5つのゾーンに分かれており、前半のゾーン1~3まではアナログ期、後半のゾーン4~5はデジタル期の作品を扱う。
前半のゾーン1~2では、おなじみのキャラクターが動いて見える円筒状の“ゾートロープ”をはじめ、アニメーションの黎明期に作られたディズニー初の長編映画『白雪姫』、『ピノキオ』、『バンビ』、『ダンボ』、『ファンタジア』での技術的な挑戦などが手書きの原画を中心に紹介される。
続くゾーン3では、「作品世界の広がり」と題し、『ふしぎの国のアリス』など、新進気鋭のアーティストたちが作り上げた世界観の異なる作品のコンセプトアート(登場人物の性格やルックスがまだ決まる前にアーティストが想像力をもとに書き上げた絵)や、ウォルトが生前に手がけた最後の作品となった『ジャングル・ブック』の資料などが展示される予定だ。
そして後半のゾーン4~5では、デジタル技術の革命と共に進化したCGアニメーションの変遷、ディズニー独特のミュージカル誕生の背景などが紹介される。特に最後のゾーン5では、2006年にディズニーとピクサーが一緒になって以降に生まれた作品を取り上げ、例えば『塔の上のラプンツェル』の主人公の髪の毛、『アナと雪の女王』の雪の結晶など、よりリアリティを追求したディズニーの新たな表現への挑戦とデジタル技術開発の一端が披露されるという。
「私は常に改革者であることを信条としている」というウォルト・ディズニーの言葉どおり、想像力とその時代の最新技術を駆使することで素晴らしい作品を生み出してきたディズニーのアニメーションスタジオ。その製作現場のバックヤードを見学するような今回の展示構成に、今からワクワクが止まらない。
大好きなキャラクターたちに命が吹き込まれた瞬間に立ち会える貴重な機会を見逃さないよう、チケットを用意して待とう!【ウォーカープラス編集部/渡部晃子】
渡部晃子
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