ロトの剣も再現!ひらパーでドラクエミュージアム
関西ウォーカー
大阪府枚方市の
ひらかたパーク
では10月9日(日)から「ドラゴンクエストミュージアム」を開催する。これはドラゴンクエスト誕生30周年を記念して開かれるもので、ドラゴンクエストの世界を体感できる。東京・渋谷のヒカリエで行われた際には13万人を動員した。
ドラゴンクエストは1986年に誕生した日本を代表するロールプレイングゲーム。プレイヤーが主人公となって、魔王を倒すために冒険に出かけるという壮大なストーリーと、鳥山明デザインのキャラクターやすぎやまこういちが担当したスケール感のある楽曲のすべてが一体になって、長らく愛されている。現在はシリーズ10作目まで数え、ドラゴンクエストシリーズのパッケージは全世界で累計6600万本を出荷している。
今回はドラゴンクエスト1~10までの世界を絵やジオラマ、映像やゲームなど様々な角度で表現。30年分の世界観を一挙に体感できる。
開会に先立ち、10月7日(金)にはオープニングセレモニーと報道陣向けの内覧会が開催された。会場にはドラゴンクエスト大好き芸人として知られるバッファロー吾郎の竹若元博、ザ・プラン9の浅越ゴエに加え、吉本新喜劇の宇都宮まきが登場。さらに、ドラゴンクエストシリーズ生みの親の堀井雄二さんもこの日のために駆け付けた。兵庫県淡路島出身の堀井は「小さいとき、お母ちゃんに連れられて
ひらかたパーク
の大菊人形展を見に来たことがある。懐かしい」と振り返った。
会場には鍛冶職人が精魂込めて再現した「伝説のロト装備」を展示。さらに、東京開催で特に好評だった「天空のジオラマ・ギャラリー」にも新作ジオラマが登場する。新作は時期を変えて追加展示される入れ替え展示となり、次回は11月ごろに入れ替えが行われる。東京では販売されなかった限定オリジナルグッズなども販売予定。
また、
ひらかたパーク
だけのお楽しみとして「ひらパークエスト」も開催。指定のアトラクションに乗って規定数のスタンプを集めると、勇者認定証がもらえる。さらにスペシャルステッカーがもらえるルーレットにもチャレンジできる。
ドラクエファンにとって、絶対見逃せないのが京阪電車の「ドラゴンクエスト30周年記念特別電車」。ヘッドマークにスライムがデザインされているほか、車内にもモンスターのペイントや勇者の中吊りなど、見ているだけで飽きない。また、11月上旬からは特急車内でドラゴンクエストの楽曲が流れる車内案内放送を開始する。これはテンションがあがること間違いなし。
【取材・文=関西ウォーカー編集部 鳴川和代】
鳴川和代
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