ハマの定番おやつ 春の訪れを祝うイースターのスイーツ

横浜ウォーカー

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カラフルな彩りでハッピーな気分に♪(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


春の到来を祝福するイベント、イースター。直訳すると「復活祭」という意味をもつイエス・ キリストの復活を祝う宗教行事で、欧米ではクリスマスに次ぐ一大イベントだ。イースターのシンボルである卵とウサギの愛らしさも手伝って、近年日本でも認知度が徐々に上昇中! 2020年のイースターは4月12日(日)で、それに合わせて限定スイーツが続々とお目見え。 誕生を意味する卵や、繁栄の象徴であるウサギをモチーフにした商品をチェックしてみよう。

寒川の「ラメール洋菓子店」


三角屋根の洋風の外観が目印(c)KADOKAWA撮影=伊東武志


オーナーの大関博之さんは数々のコンテストで輝かしい受賞歴を持ち、一流パティシエが集って腕を競う有名テレビ番組の企画では3位に入賞するなど実力派。「見て食べてときめいてもらいたい」という思いから店内の装飾やラッピングなどにも力を入れ、技術から演出までトータルした店づくりが客の心に響き、1983(昭和58)年に創業してから寒川エリアの客の心をつかみ続ける。

つぶらな瞳にキュン♪(c)KADOKAWA撮影=伊東武志


人気の生菓子をウサギの形に仕上げた「イースターラビット」(380円)。 ただ可愛いだけでなく、素材の組み合わせにこだわりのある本格的なムースケーキだ。表面をおおうホワイトチョコレートのムースには、隠し味に白ゴマペーストを合わせる。そうすることで意外にもまろやかさが際立ち、中に入れたバニラムースが絡まると幸福感が倍増!見て食べて心身共に癒されて。3月下旬〜4月下旬まで販売予定。

かわいい動物たちが大集合!(c)KADOKAWA撮影=伊東武志


見ているだけで笑顔になってしまう「イースターアニマル」(各1,500円)は、すべてチョコレートで出来ている。卵形のスイートチョコレートに手作りしたチョコレートのパーツを装飾して、様々な動物に仕上げた。右からウシ、イヌ、ニワトリ、ライオン、パンダの全5種。大関シェフの独自の想像力を生かして遊び心を取り入れ、種類豊富にとりそろえる。そのかわいさにどれを選ぼうか真剣に悩んでしまいそうだ。3月下旬〜4月下旬まで販売予定。

片瀬山の「aus LIEBE」


片瀬山駅から徒歩10分、住宅街にひっそりたたずむ(c)KADOKAWA撮影=伊東武志


日本では珍しいドイツ菓子の専門店「aus LIEBE(アウスリーベ)」。オーナーの曽根 愛さんは、高校卒業後に単身でドイツに渡り、ドイツの国家資格である製菓マイスターの資格を7年半の月日をかけて取得。帰国後は平塚にあるドイツ菓子店「コンディトライ バッハマン」で5年間修業を重ね、2003年に独立開業を果たした。ドイツでの修業時代にイースターに魅了されて、開業以来イースターのスイーツを作り続ける。

食べ終わったあとケースは飾ったり小物入れにしよう(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


なかでも人気は、ドイツから取り寄せた卵形のケースに3種の菓子を詰め合わせた「イースターエッグ」(1,000円)。ギュッと濃いイチゴ感が春らしい「チョコレート」(右)、春色をまとった「アイシングクッキー」(中央)、ヘーゼルナッツの香ばしさとまろやかな口どけが魅力のボンボンショコラ「ジャンドゥジャ」(左)を入れ、春の高揚感を色彩と共に表現した。3月中旬から販売予定、売切れ次第終了の数量限定商品だ。

鎌倉の「パティスリークグラパン 鎌倉本店」


鶴岡八幡宮から近いので鎌倉散策の合間に立ち寄ってみて(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


店名の「クグラパン」は、アルザス生まれの伝統菓子・クグロフとラパン(フランス語でウサギの意味)を合わせた造語。オーナーの笹岡鉄兵シェフがフランスで培ったセンスや技術も取り入れた、クグロフやウサギを模したかわいらしいスイーツが人気だ。

リボンが巻かれたかわいい姿に目を奪われる(c)KADOKAWA撮影=奥西淳二


復活祭の時期にフランスのアルザス地方で食べられる伝統菓子の「アニョーパスカル」。一般的にヒツジの形だが、珍しいウサギ形に焼き上げたのが「ラパンパスカル」(1,000円・直径約17cm)。現地から取り寄せた陶器の型を通して伝わる熱によって均一な焼き色に仕上げ、表面には粉糖を振った。伝統に倣ったレシピは卵、小麦粉、砂糖、バターとシンプルな材料で素朴な味だが、レモンの皮を入れて香りのアクセントを出した。軽くやわらかな食感のスポンジ生地からは、爽やかな香りと淡い甘味が優しく伝わる。4/1(水)〜4/12(日)まで鎌倉本店と二俣川店で販売、数量限定のため売り切れ次第終了。

とびきりかわいらしいスイーツに心弾ませ、楽しい春を迎えよう!

【取材・文=磯崎 舞/撮影=奥西淳二、伊東武志】

磯崎舞

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