<ラーメンWalker九州初掲載> 涙が出るほど旨い“感涙らぁめん” 大分県別府市・大分ラーメン十八番編

九州ウォーカー

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数千軒にも及ぶ取材を敢行してきた「ラーメンWalker九州」だが、こと、ラーメン大国・九州においては掲載したことのない名店がまだまだたくさん眠っている。ラーメンを愛してやまない“有識者・エリア百麺人”が、涙が出るほど旨いと豪語するとっておきの一軒を紹介する。今回は大分県別府市にある「大分ラーメン十八番」。

率直、繊細、明朗。店主の人柄が丼からにじみ出る


“直球ストレート”な豚骨スープが好評な一杯。「十八番ラーメン」(930円) / 大分ラーメン十八番


【写真を見る】明るく清潔な店内 / 大分ラーメン十八番


県内でサラリーマンをしていた三浦雄次さん。とある機会に博多で食べた豚骨ラーメンの旨さに魅せられ、「あの味をなんとか自分で再現したい」という思いに駆られ、45歳の時に店を開いた。以来7年、今では大分を代表する店にまで成長。そのラーメンを端的に表せば、三浦さんの“人柄”そのものだ。てらいなく、実直かつ繊細な心配りで仕上げていく。

仕込み小屋の特注の巨釜で、豚骨を365日炊き込む / 大分ラーメン十八番


麺は低加水の細麺ストレートでスープとの相性がいい / 大分ラーメン十八番


スープは豚骨の頭骨とゲンコツを、直径65㎝の巨釜で一日も休むことなくひたすら炊き続ける。複数の素材を合わせた醤油ダレとネギ油、ゴマで味を調えるが、スープの口当たりはマイルドで、臭みやえぐ味は一切ない。

トロトロなチャーシューから溶け出す肉汁が、スープの味を引き上げる / 大分ラーメン十八番


チャーシューを豪快に炙る / 大分ラーメン十八番


「サラリーマンになる前は和食の店にいたんです。そのころの修業で覚えた、アクやスジを丁寧に取る下処理のやり方を応用しています」と聞き、なるほど、と納得した。旨さに対する率直な追求心は、チャーシューを出す寸前にバーナーで炙り、香ばしさを立たせるなど、ひと手間をかけた演出にも表れている。

「大分ラーメン十八番」の基本情報をチェック!


「大分ラーメン十八番」の外観


豚骨ラーメンのみで勝負し、“毎日食べても飽きない”と地元で人気を博す。店名は、野球好きな店主が大ファンである桑田真澄氏の現役時代の背番号にあやかり名付けた。

[大分ラーメン十八番]大分県別府市石垣東6-6-3 睦吉ビル / 0977-21-8666 / 11:00~14:30、17:30~19:50、土曜・日曜・祝日は昼のみ / 水曜休み

【料金の表記について】当記事に掲載している価格は、2019年9月時点の消費税8%込みのものです。消費税率の改定や店舗などの都合により、各種料金が変更されている場合があります。

九州ウォーカー編集部

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