<ラーメンWalkerグランプリ2019>熊本の本当に旨い店ベスト3

九州ウォーカー

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ラーメンのプロ集団・百麺人とラーメンファンの投票による、九州エリアのグランプリが決定!地域の特色や店主のこだわりが光る数々の名店を、県別に一挙紹介する。今回は熊本のトップ3をご紹介!

第3位「好来ラーメン」/人吉市


ラーメン(600円)。時間をかけて作り出したマー油の香りが鼻腔をくすぐる! / 好来ラーメン


1958年創業。人吉最古のラーメン店で、約20年前よりラーメン一本で勝負する。ニンニクとゴマ油が香る黒いスープに、通常の約2倍の量の麺、薄切りチャーシュー、シャキシャキ食感を楽しめる地元産モヤシがのる一杯は、見た目のインパクトもボリュームも満点。麺量は少なめでも注文できる。「ラーメン」(600円)は、ニンニク、ラード、ゴマ油を炊いて作るマー油が味の決め手。サーブされた瞬間からニンニクの香ばしさが広がり、食欲を刺激する。

こぢんまりとした店内にテーブルを配備 / 好来ラーメン


[好来(はおらい)ラーメン]熊本県人吉市下青井町76 / 0966-23-3330 / 11:00〜20:00 / 月曜休み(祝日の場合翌日)

第2位「たまご麺や いっぷくらーめん」/ 熊本市南区


【写真を見る】ラーメン(630円) 。幅広い層に支持される自家製たまご麺×濃厚豚骨 / 第2位「たまご麺や いっぷくらーめん」


ファミリー向けのラーメン店がほとんど存在しなかった35年前より、現在のようなアットホームな雰囲気で営業。ベーシックな熊本ラーメンに使うスープは、大量の豚の大腿骨と頭骨を炊いたもの。一度冷蔵庫で寝かせることで、よりコク深くマイルドな味に仕上がる。終日頼めるセットメニューも充実。「ラーメン」(630円)は約10年前に炊く骨の量を5倍に増やし、濃度が上昇。とろみのあるスープにシコシコとした麺がマッチ。自家製のマー油もトッピング。

ソファ席や座敷も完備する / たまご麺や いっぷくらーめん


[たまご麺や いっぷくらーめん]熊本市南区田迎町田井島221-1 / 096-378-7934 / 11:00~16:00、18:00~22:00(LO21:30)※土曜・日曜・祝日は通し営業 / 不定休

第1位「ラーメン専門店 幸帝」/ 菊池市


ラーメン(650円)。時間と手間を惜しまずに作る、コク旨スープと煎りニンニクが決め手 / ラーメン専門店 幸帝


地元の家族連れから県外の観光客にまで広く愛される人気店。つきっきりで火加減を調整しながら抽出するゲンコツ100%のスープは、さっぱりした味わいの中に奥深いコクを感じられると好評だ。骨の下処理とアク取りを丁寧に行うため、継ぎ足しでありながら臭みは感じられない。麺の上にのるのは、半日かけて調理する煎りニンニク。スープに溶かすと風味が増し、食欲をかきたてられる。

店主の杉谷幸路さん。中学生時代に食べた山鹿市の「天琴ラーメン」(現在は閉店)の味が忘れられず、18年前に開業 / ラーメン専門店 幸帝


麺は、店主自ら熊本市内の製麺所へ足を運び厳選したもので、時間が経ってものびにくいのが特徴。ベストな状態のラーメンを食べてほしいという思いから、あえて替え玉には対応していない。「ラーメン」(650円)は「天琴ラーメン」の味を目指し、杉谷さんが独学で完成させた。豚骨スープで約2時間煮込んだチャーシューなどがトッピングされる。注文時にネギとニンニクの有無を選べるので、昼も利用しやすい。

ウッド調の落ち着いた空間。子供用イスの貸出しも行う / ラーメン専門店 幸帝


[ラーメン専門店 幸帝(こうてい)]菊池市西寺1751-8 / 0968-23-6005 / 11:30~15:00、18:00~20:30(LO)※売り切れ次第終了 / 木曜休み

【料金の表記について】当記事に掲載している価格は、2019年9月時点の消費税8%込みのものです。消費税率の改定なや店舗などの都合により、各種料金が変更されている場合があります。

九州ウォーカー編集部

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