エメラルド色の海が見えるホテル、長崎の国境の島・対馬にオープン

九州ウォーカー

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

周りを美しい海に囲まれた国境の島・対馬。福岡空港から飛行機で約30分、博多港から高速で2時間15分と意外に近く、手軽に行けて自然を満喫できるのが魅力だ。その対馬の北部、フェリー乗り場のある比田勝港から車で5分ほどの場所にオープンしたのが「東横INN対馬比田勝」だ。

この美しい海を一望できるホテルとは……。


窓から見える海の色がスゴイ!


ビジネスホテルのイメージのある東横INNだが、ここは東横INN初の本格的リゾート型としてオープン。高台に位置し、窓から見えるオーシャンビューが最高だ。8Fにある無料朝食会場からも、各階の展望テラスからも、もちろんオーシャンビューの部屋からも、海が見渡せる。

【画像を見る】各階にある展望テラスからの海の眺め。


宿泊者限定の8F無料朝食会場から。食べるなら窓際の席がやはりいい。


1Fロビー。ここからも海を一望できる。


客室はシンプルで機能的なつくり。


徒歩3分で日本の渚百選のビーチへ


晴れていればエメラルドグリーンの海が広がるのだが、取材時は雨のち曇りの天候。条件は良くなかったが、それでも海の美しさは十分感じられたほどだ。

「今日はあいにくの天気でしたけど、雨上がりもまたいいですよ。」と、支配人の坂田砂織さん。雨が上がり少し晴れ間が見えた時に、海に大きな虹がかかったのだとか。

支配人の坂田砂織さん。「対馬を盛り上げたいんです」と語ってくれた。


「天気が悪くても、夕方に近い時間に晴れたら、こんな虹がまた見られるかもしれないですね」と笑う。これはこれで、また楽しみな景色だ。

海にかかる大きな虹。あいにくの雨でもこんな楽しみがある。


さて、ホテルから徒歩3分ほどで、日本の渚百選に選ばれている名所「三宇田浜」に行ける。間近で見ると、海のその透明度にびっくりするはず。また、ホテルの隣には温浴施設「上対馬温泉 渚の湯」もあり、海を見ながらゆったり湯を楽しむこともできる。

三宇田浜。穏やかな浦になっており絵のような景観。


曇天でもこの海の透明感! 恐るべし。


幻のあの動物と触れ合える!?


ロケーションも素晴らしいが、このホテルにはもうひとつ対馬らしいものがある。それは、「対州馬(たいしゅうば)」がいること。対州馬とは対馬の固有種で体高125~135センチと小原な馬だが、すでに飼育頭数が30頭ほどしかなく大変貴重だ。昔は山の多い対馬の重要な交通手段だったのだという。

ホテルのすぐ横で飼育されている対州馬。


おとなしい性格で、そばに近づいてもあまり威圧感を感じることもない。むしろ人懐っこい様子だ。ホテルで希少な対州馬に触れあえるチャンスがあったとは。

小柄で人懐っこい。呼ぶと近づいてきた。


国境が感じられる場所へ


周辺に見どころがいくつかあるが、オススメは「韓国展望所」だ。ホテルから20分ほど車を走らせると着く。ここから韓国までは約50キロ。条件が良ければ韓国・釜山の街が見えるほどの距離だ。建物の中には、日本と朝鮮の交流の歴史などを説明する展示もあり、2つの文化を結んできた対馬が、国境の島であることにあらためて気付かされる。

海を臨む高台に建つ東横INN対馬比田勝。全243室で、朝食の無料サービスもある。


対馬にあらたにできた東横INN対馬比田勝。設備面ではビジネスホテルの利便性を持ちつつ、ロケーションはまさにリゾートホテル。オーシャンビューの部屋に泊まれば、部屋にいるだけでも癒されそうだ。

[東横INN対馬比田勝]長崎県対馬市上対馬西泊1217-5 / 0920-88-6045 / チェックイン16:00~(一般)、チェックアウト~10:00 / シングル6300円~、ツイン9800円~

九州ウォーカー編集部

この記事の画像一覧(全13枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

花火特集

花火特集

全国約800件の花火大会を掲載。2024年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

花火大会人気ランキング

ページ上部へ戻る