登別温泉で湯めぐり ~さまざまな泉質をハシゴ!~

北海道ウォーカー

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北海道の代表的な温泉地、登別温泉では硫黄泉をはじめさまざまな湯が湧いています。1軒の温泉宿に複数の泉質をひいているのも珍しくありません。近隣の宿同士で泉質が違うということもあります。宿泊しつつ、日帰り入浴できる施設をハシゴして、さまざまな湯を堪能してみるのがおすすめです。

登別温泉の代表的な泉質は硫黄泉


登別温泉には数多くの温泉宿泊施設がありますが、その多くで楽しめる泉質が硫黄泉。乳白色をした濁り湯で、温泉情緒を感じられる湯の匂いが漂います。硫黄泉は、お肌の殺菌と角質やメラニン色素への働きかけ、血管の拡張する働きかけがあると言われています。美肌とともに血行改善が期待できます。

登別温泉パークホテル雅亭の硫黄泉




泉質ごとの特徴を知って湯めぐりを楽しもう!


硫黄泉のほか、施設ごとにさまざまな泉質があります。それぞれの泉質ごとに湯ざわりや期待される効能も異なります。泉質ごとの主な特徴を簡単におさえつつ、湯めぐりをしてみましょう。登別温泉で楽しめる泉質は、硫黄泉のほかは、硫酸塩泉、酸性泉、含鉄泉、食塩泉などがあります。

第一滝本館の硫酸塩泉(第一滝本館では芒硝泉と呼ばれています)


硫酸塩泉は外傷や火傷など皮膚の炎症についてと、高血圧症や動脈硬化について効能があると言われています。お肌の蘇生や脱ドロドロ血管、お肌のツルツル感が期待できそうです。一点注意をしたいのは、この泉質は強酸性の湯。あまり長く浸かりすぎるとお肌の弱い人は“湯あたり”をするかもしれないのでご注意を。長湯にならないように適度に楽しみましょう。

ゆもと登別の含鉄泉(ゆもと登別では酸性鉄泉と呼ばれています)


含鉄泉は貧血症や慢性湿疹などによいとされている泉質。鉄分を含むので、湯口から浴槽に注がれた湯は空気に触れて酸化し、少し赤茶色っぽい色をしていることが多いです。また、身体がよく温まる泉質でもあるので冷え性などにも有効といわれています。

ゆもと登別の食塩泉


食塩泉は無色透明で、文字通り塩分を含む泉質。保温・保湿効果が高く、湯上がりにポカポカ感が長持ちするとともに、パックをしたかのように肌がしっとり潤うのが特徴。肌にやさしくマイルドな泉質なので、硫黄泉などさまざまな泉質を楽しんだ後、シメに入るのがおすすめ。さまざまな効能を享受したお肌を塩分でやさしく包みこみましょう。

第一滝本館の食塩泉。窓の外には名所、登別地獄谷が見えます


登別温泉には数多くの温泉宿泊施設があります。宿によって泉質はさまざま。気になる泉質、入ってみたい泉質があるという人は、各施設のホームページなどに泉質の記載をチェックしてみましょう。お気に入りの泉質と巡り合えるといいですね。【北海道ウォーカー編集部】

川島信広

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