注目のグルテンフリー! 札幌・円山エリアの米粉を使った焼き菓子店

北海道ウォーカー

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近年、ダイエットや健康法のひとつとして注目されているグルテンフリー。読んで字のごとく「グルテンを取らない」食事のことで、小麦アレルギーなどを理由に食事が制限されている人でも食べられるもの。そんなグルテンフリーの手作りスイーツ専門店が、札幌円山エリアにある「コナユキ sweets design」です。

「コナユキ sweets design」の店頭に並ぶシフォンケーキ


小麦粉ではなく、道内産の米粉を使ったシフォンケーキが人気の同店。はじまりは3年前、実家が米農家である店主のおむすびカフェ「cocoroll(ココロール)」で米粉のスイーツを持ち帰り用に販売したこと。体に優しい厳選素材でていねいに作られた素朴な味わいの焼き菓子は、たちまち評判になりました。そして2017年、催事販売やイベントに出店するための菓子製造工房として、カフェの隣にある現在の場所に「コナユキ sweets design」がオープンしたのです。現在カフェは営業休止中ですが、人気のおにぎりは週末の「cocoroll marche(ココロール マルシェ)」開催時に不定期で販売しています。

菓子だけでなく雑貨も手作りのものを販売。実は店内の内装も手作りで、随所にハンドメイドの温かみが感じられる


グルテンフリーのスイーツを求めて同店を訪れる人は実にさまざま。純粋に焼き菓子が好きな人やダイエット目的の人、スポーツ選手なども訪れますが、なかには小麦アレルギーが原因でグルテンフリーのスイーツしか食べられないという人も。また、お店に来る人と話す中で、いろんな理由で食事を制限されている人が多いことを知ってからは、グルテンフリーのスイーツに加え、低糖質スイーツの研究も始めているのだとか。

グルテンフリーのシフォンケーキ。左から「プレーン」(250円)、「ソイラテ」(280円)、「三色シフォン」(280円)


定番のスイーツは長沼産の減農薬米の米粉と、てんさい糖やきび砂糖で作ったシフォンケーキ。もっちり、しっとりとした食感とやさしい甘さが特徴です。一番人気の「三色シフォン」は、ムラサキイモとほうじ茶、プレーンの3つの味が一度に楽しめます。ほかにも、サクサクやホロホロの食感が楽しめるクッキーやビスコッティもおすすめ。それらに合うオリジナルコーヒーも販売しており、焼き菓子と共に買って帰る人も多いそう。ギフトの予約も受け付けていて、グルテンフリーのクリスマスケーキなどをオーダーすることも可能です。

夏から秋にかけての週末は店頭で旬の野菜やフルーツの販売を行なっている


スイーツ以外にもジャムやカスタードクリーム、雑貨など、さまざまな手作り商品を販売している同店。夏から秋にかけての週末は、「cocoroll marche(ココロール マルシェ)」という旬の農産物の店頭販売も行っていて、手作りスイーツと併せ、札幌市内や近郊で生産される新鮮野菜や果物、卵などが買えると評判です。すべては店を訪れる人に、体に良く、品質の良い物を食べてもらうため。「コナユキ sweets design」の作るこだわりのスイーツや商品には、とびきりの優しさが詰まっています。

コナユキ sweets design ■住所:札幌市中央区北2西27-1-14 ■電話:011・215・5598 ■時間:11:00~18:00 ■休み:不定

立野正和

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