ハナビスト・冴木一馬氏オススメ!音楽を一切使わない昔ながらの花火大会

東京ウォーカー(全国版)

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近年の花火大会は、音楽と花火の打ち上げをシンクロさせる「音楽花火」がし主流になりつつある。その一方で、音楽を使わない、昔ながらの風情ある花火も、のんびりしていてよいものである。

今回は、ハナビスト・冴木一馬氏が選ぶ、音楽を一切使わない、昔ながらの貴重な花火大会を紹介しよう。

7月21日 宮田祇園祭煙火大会(長野県上伊那郡)


江戸時代から続く、祭りで神輿を階段から投げ落とす奇祭「宮田祇園祭」。壊れた神輿の破片を屋根の上に置くとご利益があるという言い伝えも。花火大会は同祭の夜に行われます。

【開催日時2018年7月21日(土) 19:45~21:00(打上) 【会場】村民会館東(打ち上げ)、津嶋神社境内(仕掛)

7月22日 第66回港まつり花火大会(和歌山県和歌山市)


時代に流されない、昔ながらの打ち上げかたを続けてきた港まつり。近年の呼び物は海上自爆。半円にこだわった技は観客の目の前からの2.5号にはじまり4号へと大きくなります。フィナーレはスターマインに点火され、水面と空と同時に華が開きます。

【開催日時】2018年7月22日(日)20:00~21:00 【会場】和歌山港中埠頭沖合

8月7日 第46回北海島まつり花火大会(北海道利尻郡)


今年で46回目を迎える花火大会は2年に一度開催されています。仕掛け花火など目立ったものはありませんが、船上で花火遊覧が楽しめます。

【開催日時】2018年8月7(火) 【会場】鬼脇港防波堤

8月7日 第45回いむた池納涼花火大会(鹿児島県薩摩川内市)


幅約1キロメートルの大ナイアガラが水面に映る写真提供:いむた池納涼花火大会実行委員会


和風総本家でも紹介された藺牟田池の上を這う全長1キロの銀滝(ナイアガラ)が水面に映りこむ様は花火師一押しのベスト大会。

【開催日時】2018年8月7日(火)19:00~21:00(打ち上げは20:00~) 【会場】藺牟田池県立自然公園

8月11日 白樺高原花火大会(長野県北佐久郡)


半円に綺麗に水面に開く芯入りの菊花火は贅沢この上ない。紅や紫を使ったスターマインの音が湖に響き渡ります。

【開催日時】2018年8月11日(月・祝) 20:00~21:00 【会場】女神湖畔

8月15日 榛名ふるさと祭り商工祭花火大会(群馬県高崎市)


昔ながらにノンビリ見られる。しかし技は現代のもの。四重芯菊花火を日本で最初に作った業者が今年も最高の五重丸の花火を打ち上げます。

【開催日時】2018年8月15日(水) 19:30~21:00 【会場】烏川公園

8月15日 第39回高田屋嘉兵衛まつり花火大会(兵庫県洲本市)


【写真を見る】潮の匂いを感じながら約1500発を堪能できる写真提供:洲本市


BGMやアナウンスも一切使用しない昔ながらの花火大会です。また古い建築物も多く明治時代の花火を彷彿させます。

【開催日時】2018年8月15日(水)20:30~21:00 【会場】都志港湾

8月16日 新町ふるさと祭り花火大会(群馬県高崎市)


花火の原点である灯籠流しと一緒になった、風情ある花火大会です。モノクロームの華は、この大会で育ち完成した花火師の想い出の大会。

【開催日時】】2018年8月16日(木) 19:45~21:00 【会場】新町烏川グラウンド

8月17日 第51回小坂田公園納涼花火大会(長野県塩尻市)


静かな街で銀滝の真っ白な炎が降り注ぎ、後ろではカラフルなスターマインが飛び散る。水中スターマインの音に連発音に合わせるように、空にいつまでも光る天の川とのコラボが幻想的です。

【開催日時】2018年8月17日(金) 19:45~20:50 【会場】小坂田公園

8月21日 江ノ島マイアミビーチ納涼花火大会(神奈川県藤沢市)


江ノ島の片瀬海岸で開催される花火大会。藤沢市とマイアミビーチ市は姉妹都市で日本一有名な海水浴場です。夕日が沈む砂浜に寝転んで最高の菊花火を堪能しよう。

【開催日時】2018年8月21日(火) 19:00~19:20 【会場】片瀬海岸西浜

ウォーカープラス編集部

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