世界遺産「下鴨神社」でホタル観賞!午後から巡る下鴨エリアのモデルコースを紹介

関西ウォーカー

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歴史深いスポットが残る京都の下鴨エリアは電車と徒歩で気軽に緑を満喫できるスポットとしても人気。世界遺産の下鴨神社と共に楽しむホタル観賞で、初夏のひと時を過ごそう。<※情報は関西ウォーカー(2018年5月22日発売号)より>

【ホタル観賞のポイント】

1.「蛍火の茶会」開催の前後2、3日が目安。昨年の見ごろから考えると6月9日(土)前後がベスト。同日開催の「蛍火の茶会」では20時ごろに約600匹のホタルを放流する予定です。

2.糺の森にある小川付近が観察地点。下鴨神社の東側エリアに位置する泉川などの小川付近で毎年観察されています。原生林にホタルが飛び交う様子は幽玄な雰囲気。

3.ホタルが見られるエリアは、原生林が生い茂る深い森です。街灯などもないため、足元に十分注意して観賞してください。(下鴨神社 巫女の谷川 恵さん)

泉川のほとりは川面近くまで寄れるので、間近でホタル観賞ができる/下鴨神社(賀茂御祖神社)


<14時>「IN THE GREEN」植物園の緑を借景に楽しむピッツァ


京都府立植物園のすぐ隣にあり、豊かな緑に囲まれた開放的な空間が自慢のガーデンダイニング。高温で一気に焼き上げるピッツァは、薪窯で焼くナポリスタイル。イタリアから空輸するチーズや、近郊で採れた野菜を使用するなど素材のおいしさも抜群だ。

【写真を見る】「マルゲリータPIZZA LUNCH」(1000円)/IN THE GREEN


パリッモチッの生地は感動もの!耳まで香ばしい。ワッフルなどスイーツもそろっている。

席と席の間もゆったりと取られ、くつろげる店内/IN THE GREEN


窓からは植物園の新緑が広がる。

BBQもできる、さわやかな風が吹き抜けるテラス席/IN THE GREEN


リゾート気分で食事を楽しもう。

■IN THE GREEN<住所:京都市左京区下鴨半木町 府立植物園北山門横 電話:075-706-8740 時間:11:00~22:30(LO)、ランチ~15:00(LO)、ディナー17:00~22:00(LO) 休み:なし 席数:136席 タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:京都駅から地下鉄烏丸線国際会館行きで約20分、北山駅すぐ>

【次のスポットへ】北山通を西へ。約180m。徒歩で2分。

<15時30分>「京都府立植物園」日本最古の公立総合植物園


1924(大正13)年開園。約24万平方メートルの敷地に、約1万2000種類の植物を年間通して栽培し展示。5月末ごろまではバラやハナショウブ、シャクヤクが、6月からはアジサイが見ごろを迎える。植物の観賞を通じて憩うのはもちろん、教養を身に付ける場としても利用したい。

約270種、1300株ものバラは圧巻/京都府立植物園


赤やピンク、黄色などカラフルなバラが迎える。

約180品種、2500株のアジサイは6月から見ごろに/京都府立植物園


まるいフォルムに心もなごむ。

■京都府立植物園<住所:京都市左京区下鴨半木町 電話:075-701-0141 時間:9:00~17:00(最終入園16:00) ※5月は9:00~18:30(最終入園18:00) 休み:なし 料金:一般(200円)、高校生(150円)、中学生以下無料 駐車場:150台(300円/60分)>

【次のスポットへ】賀茂川沿いの半木の道を散歩しながら南東へ。約2km。徒歩で25分。

<17時30分>「ナカガワ小麦店」全粒粉の香りと手作りのぬくもりを


ヨーロッパ製の石うすで自家製粉する香り豊かなパンに、味にうるさい京都人のファンも多数。カナダ産の有機栽培された玄麦を丸ごとひき、食物繊維やビタミン、ミネラルなど、小麦の栄養を損なわない。ひきたての新鮮な全粒粉の味わいを、全16種から楽しめる。

「パン・コンプレ」(620円)/ナカガワ小麦店


全粒粉100%の食事パン。レーズン種の天然酵母とひきたての有機小麦を使用。

「フリュイ・ルヴァン」(270円)/ナカガワ小麦店


スペイン産のイチジクの甘味がアクセント。ワインのおともにも。

有機栽培のシナモンが香る「シナモン・ノア」(190円)/ナカガワ小麦店


香ばしいクルミ入りで食感も楽しい。

場所は下鴨神社の西駐車場入口からすぐ。地元の人も太鼓判の味わいだ。

■ナカガワ小麦店<住所:京都市左京区下鴨松ノ木町52-1 電話:075-702-6672 時間:9:00~18:30 休み:月火 席数:なし 駐車場:なし>

【次のスポットへ】南へ1.3km。徒歩で15分。

<18時>「BON BON CAFE」大文字山を見ながら贅沢スイーツタイム


鴨川沿いにあり大文字山を望む、京都らしいロケーションが楽しめる。たっぷりと卵液を染み込ませ四面をしっかり焼き上げるフレンチトーストは、ぜひ食べたい逸品。軽食にはハンバーガーやパスタ、アルコール類もそろい、使い勝手がいいのも高ポイント。

「フレンチトースト(チョコ&ホイップ)」(450円)、「レモンスカッシュ」(420円)/BON BON CAFE


鴨川と大文字山が見られるテラス席/BON BON CAFE


天井も高く、のびのび過ごせる。

■BON BON CAFE<住所:京都市上京区河原町今出川東入加茂大橋西詰 電話:075-213-8686 時間:11:30~22:00(LO21:30) 休み:月曜(祝日の場合翌日) 席数:70席 タバコ:禁煙(喫煙室あり) 駐車場:なし>

【次のスポットへ】北へ1.2km。徒歩で15分。

<19時45分>「下鴨神社」世界遺産の神社でホタル観賞


源氏物語や枕草子にも登場し、今なお太古から残る原生林を現世に伝える、市民が憩う神社。大自然を身近に感じられる約12万平方メートルを誇る境内では、駅から徒歩10分という好立地でゲンジボタルが観察できる。自然の光が演出する幻想的な光景を体感しよう。

糺(ただす)の森の泉川付近でホタルを観賞/下鴨神社(賀茂御祖神社)


近くにはベンチもあり、座って眺められる。

早めに到着したら、相生社の連理の賢木で縁結び祈願をしよう/下鴨神社(賀茂御祖神社)


ほたるの輝き守は「蛍火の茶会」限定の授与品/下鴨神社(賀茂御祖神社)


数量限定でなくなり次第終了。

6月9日(土)は「蛍火の茶会」も。17時開始/下鴨神社(賀茂御祖神社)


琴や十二単の舞の奉納のほか、楼門前では「糺の森納涼市」も開催される。

■ホタルDATA/期間:6月上旬~中旬 ※「蛍火の茶会」は6月9日(土) ホタルの数:不明(自然発生) 時間:20:00~22:00ごろ

■下鴨神社(賀茂御祖神社)<住所:京都市左京区下鴨泉川町59 電話:075-781-0010 時間:境内自由、楼門内は6:00~18:00 休み:なし 料金:境内無料 交通:西駐車場120台(200円/30分)>【関西ウォーカー編集部】

編集部

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