ディーン・フジオカ「映画は自分と向き合う懺悔室」 『海を駆ける』大阪舞台挨拶

関西ウォーカー

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映画『海を駆ける』の舞台挨拶が大阪で行われた


5月27日(日)大阪なんばパークスシネマで映画『海を駆ける』の公開2日目舞台挨拶が行われた。主演のディーン・フジオカ、監督を務めた深田晃司が登壇。インドネシアが舞台の本作にちなみディーンはインドネシア語で挨拶。観客からのどうすればいいのかという反応にディーンは「素直でいいですね」と笑みを浮かべた。

映画『海を駆ける』はインドネシアのバンダ・アチェを舞台にディーン演じる謎の男と現地がNPO法人として移住して移り住んでる日本人家族とその周囲の人間との交流、そこで起こる不思議な出来事を描いたファンタジー。

謎の男・ラウを演じるディーン・フジオカ


ディーンにとっては家族がインドネシアいて言わば「第2の故郷」。ディーンは共演の太賀にインドネシア人として見えるように食事のシーンで演技指導を行ったという。「食べるとき指を使うんですけど、僕らはこぼさないように指を見てしまう。でも現地の人はノールックなのでその辺りを気をつけてもらいました」と振り返った。現地ではディーンも深田監督も指で食べていて「その方が皮膚の触感でも食事が楽しめる」のだという。

インドネシア語で挨拶するも、観客の戸惑いに思わず笑ってしまう


最近「人狼ゲーム」にはまっているというディーン。ランチを早めに切り上げたり、舞台挨拶の打ち合わせも抜きにして監督らと楽しんでいるのだという。ディーンは「役者はした方がいい」と振ると深田監督も「今後のオーデションはこのゲームを採用しようかと考えている。すぐに嘘がばれて死んでしまうような人は役者としてはどうか」と話し、会場を沸かした。

メガホンをとった深田晃司監督


監督は「良い映画とはとても磨かれた鏡のようなもので、100人見れば100通りの考え方を映し出すことができるものだと思っています。この映画の印象を持ち帰ってくれれば」と呼びかけた。ディーンは「僕も映画館は作品を見に来るというより、自分自身と向き合う懺悔室のようなものだと思っています。考えるきっかけになってもらえたら」と語った。

桜井賢太郎

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