“巨大ビースト”と海岸を歩くイベントも!千葉県立美術館で「テオ・ヤンセン展」開催中

東京ウォーカー(全国版)

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千葉県誕生150年周年を記念して千葉県立美術館(千葉市中央区)では、世界的アーティストであるテオ・ヤンセンさんの展覧会を2024年1月21日(日)まで開催している。本展では、代表作「ストランドビースト」を展示する他、自筆のアイデアスケッチや制作に必要な道具、試作段階の模型なども公開。また、2023年12月3日(日)には、日本で初めてストランドビーストの海岸歩行イベントも実施する。

千葉県立美術館で「テオ・ヤンセン展」開催中


10メートルを超えるものなど約10作品を展示


テオ・ヤンセンさんは、オランダのリゾート地・スフェベニンゲン出身のアーティスト。デルフト工科大学で物理学を専攻したのち、画家に転向し、その後「ストランドビースト」の制作を開始する。ストランドビーストはオランダ語で「砂浜の生命体」という意味で、プラスチックチューブや粘着テープなど身近な材料を組み合わせ、物理学による計算に基づいて風の力で砂浜の上を歩くことができる。オランダが直面する海面上昇問題に対する意識から生まれたビーストは、オランダという風土が生み出した芸術作品ともいえるだろう。

オランダ出身の世界的アーティスト、テオ・ヤンセンさん


本展では、10メートルを超えるものを含む10体以上のストランドビーストを実際に動く様子を撮影した映像とともに展示。また、発想の源となった自筆スケッチや、パーツとなるチューブにいたるまで、テオ・ヤンセンさんとビーストの全貌を紹介する。

「アニマリス・スクイーラ」スキーとストックによって滑るように動くのが特徴的なビースト


日本初!一般参加の海岸歩行イベントも開催


2023年12月3日(日)には、千葉ポートパークの海岸沿いをストランドビースト(アニマリス・オルディス)が歩行する。一般人がビーストの隣を歩ける海岸歩行イベントは日本初!千葉の海を背景に、まるで生き物のように動くストランドビーストをぜひ間近で見てみよう。

なお、歩行エリアの中でビーストの隣を一緒に歩いたり撮影したりできる特別体験イベントはすでに申し込み受付を終了しているが、歩行エリアの外からは、申込不要で自由に観覧や撮影ができる。

「ストランドビーストin千葉みなと」
日程:2023年12月3日(日) 10時〜15時30分※雨天・荒天の場合は中止
場所:千葉ポートパーク内ビーチプラザ(千葉ポートタワーそば)

【写真】12月3日の海岸歩行イベントに登場予定の作品「アニマリス・オルディス」


そのほかにも、2023年12月24日(日)および2024年1月7日(日)には、人気のミニチュア模型「ミニビースト」をうちわであおいで速さを競う「ミニビースト競走」も実施予定。イベント詳細は千葉県立美術館公式サイトにてチェックしよう。

「ミニビースト競走」
日程:2023年12月24日(日)および2024年1月7日(日)
場所:千葉県立美術館 第6展示室
定員:幼児の部/小学校低学年の部/小学校高学年以上の部(各回・各部5名)
参加費:無料

※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。
(c)Theo Jansen

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