中村佑介の15年が詰まった展覧会があべのハルカスで開催!

関西ウォーカー

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ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや小説「夜は短し歩けよ乙女」の書籍カバーを手掛けるイラストレーター・中村佑介が、7月15日(土)より「中村佑介展 15 THE VERY BEST OF YUSUKE NAKAMURA」を開催。開催前日の7月14日(金)会場となる大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス24階)にて、中村自身が作品について解説する内覧会が行われた。

2002年に活動を始め、今年で15周年を迎える中村。母校でもある大阪芸術大学から記念展の誘いを受け、本展覧会が企画された。本展覧会では、これまでに中村が携わってきた仕事のほぼすべてを展示。約200点もの展示品の中には、原画や線画はもちろん、アイデアスケッチまで展示されている。会場内は撮影が可能。数多くの作品を手掛ける中村だからこその、大規模な展覧会になっている。

本展覧会について中村は「生きているイラストレーターでこれだけ大きな展覧会をする人って、いないと思います。15年分のほとんどを飾っているところが見所です」と話す。アジカンのCDジャケットのイラストについては「1人のイラストレーターと1組のバンドがずっとコラボするのって、ほかにはないと思う。死んだ後、ギネスに載るんじゃないのかなって思っています」とコメントした。アジカンの作品で「マジックディスク」のイラスト制作が、特に大変だったそうで「ハゲるかと思った。3ヶ月間、同じ絵を描くのがストレスだった」と明かし、「画集出してサイン会で全国を周っているときに、旅先のホテルで冷蔵庫をイス代わりにして描いていた」と当時の苦労を振り返った。

また、約10年間、天王寺に住んでいたことを明かし「展示されている作品のほとんどがこのあたりで描いたもので、自分も作品も帰ってきた感じがします」と自身のルーツでもある場所での開催を喜んだ。続けて「他県から来られる方は、ぜひ天王寺を満喫してほしい。自分も好きな場所なので」とアピールして、内覧会は終了した。

本展覧会開催中には、中村のサイン会や後藤正文とのトークショーなども実施される。

【関西ウォーカー編集部/ライター山根 翼】

山根翼

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