近江野菜や近江牛をイタリアンや串カツで!滋賀県産食材が味わえる人気フェアの第2弾が大阪・京都で開催

関西ウォーカー

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日本一の湖である琵琶湖を中心に、豊かな自然が広がる滋賀県。県を代表する食材の近江牛や近江米はもちろん、最近は個性豊かな伝統野菜にも注目が集まっている。

そんな滋賀県の食材を使った特別メニューを大阪・京都の飲食店で味わえる 「おいしが うれしが 滋賀食材フェア」 が、2023年2月1日(水)~2月28日(火)まで開催。第2弾となる今回は、伝統野菜を主役にしたイタリアンや串カツなど、各店が力を入れてメニューを開発。滋賀食材の魅力が詰まった特別なひと皿をぜひ!

ヴィーガン対応!滋賀の有機野菜たっぷりのバーニャカウダ

まず紹介するのは、阪急梅田駅のすぐそばにある、有機野菜とビオワインが自慢のイタリアン「BELLA BOCCA 阪急梅田店」(ベラボッカ)。大阪・八尾市にある自社農園をはじめ、鹿児島や青森などの契約農家で採れた有機野菜を使用した野菜メインの料理が楽しめる。“オーガニックレストラン”として添加物不使用の食材を追求し、マヨネーズやベーコンなどの調味料や食材を手作りするこだわりも。ヴィーガン対応のメニューも一部用意し、体に優しい食事も魅力。イタリアン人シェフによるティラミスなど、本格的なデザートもおすすめだ。

アクセス抜群の「BELLA BOCCA 阪急梅田店」


ここでは、看板メニュー「ゴロゴロ有機野菜の熱々フライパン バーニャカウダ」で、滋賀県産地直送の有機野菜が堪能できる。約10〜15種の旬の野菜が使われていて、サツマイモやカボチャ、ラディッシュのほか、みずみずしさがたまらない万木かぶなど、見た目鮮やかで珍しい野菜が入ることも。

野菜はもちろんのこと、「ヴィーガン&ベジタリアンの方にも安心安全に楽しんでもらえるように」と、動物性乳製品は一切使わずに、カシューナッツやキノコ、タマネギで旨味とコクを引き出した優しい風味のバーニャカウダソースもポイント。ゲストから「ソースを持ち帰りたい!」との声もあるほど人気なんだとか。

「ゴロゴロ有機野菜の熱々フライパン バーニャカウダ」(1500円)


今回のフェアについて、「環境に配慮して栽培されている滋賀県の野菜に興味を持った」というシェフ。「琵琶湖の水草を有機肥料にして野菜を栽培するなど、滋賀県の食材は栽培の工程から環境に配慮されています。地域内循環を重視した無農薬有機栽培技術で自然環境を再生する取り組みもしている私たちとの共通点もあるので、滋賀県の生産者さんの思いを伝えられたら」とのこと。野菜が育てられた背景にも注目しながら、バーニャカウダを味わってほしい。

イタリアから取り寄せた木材や流木を使った店内は、現地のバルのような雰囲気


<BELLA BOCCA 阪急梅田店 住所:大阪府大阪市北区芝田1-3-13 B1階 時間:11:30〜14:30(14:00LO)、17:30〜23:00(フード22:00、ドリンク22:30LO) 休み:無休>

近江牛や近江鴨、おうみ海老を使った豪華な創作串カツ

続いて紹介するのは、大阪・新世界のジャンジャン横丁にある串カツ店「王将倶楽部」。将棋倶楽部の跡地を利用した趣あふれる店内で、新鮮素材にこだわった出来立て串カツが味わえる。超特大有頭エビを丸ごと1匹揚げた名物「皇帝エビの串揚げ」など、その日の温度によって油を変え、薄い衣をまとった串カツはどれもサクサク感がたまらない。3カ月間熟成させてからお店に提供されるという秘伝の自家製ソースとの相性も抜群だ。

新世界のジャンジャン横丁にある「王将倶楽部」


こちらの店は滋賀県出身のオーナーが営むため、赤こんにゃくなど滋賀県食材が使われたメニューが多数ラインナップされている。今回新たに用意されたメニューには、近江牛や近江鴨、おうみ海老と豪華な食材を使用。割下で味付けされた滋賀県名産の丁字麩を、近江牛のスライスで巻き上げたすき焼き串をはじめ、おうみ海老のクリームコロッケ串、近江鴨と葱の王様串などの創作串カツを盛り合わせで食べることができる。

中華やイタリアンで経験を積んだ料理長が考案した串カツは、ソースもポイントの1つ。琵琶湖産子持ちワカサギ串にはショウガとレモンが効いたソースが添えられていて、さわやかな風味が素材のおいしさを引き立てている。

「近江牛のすきやき串」(480円・1本/左)、滋賀食材をふんだんに使った「串カツ盛り合わせ」(1980円、5本/右)


「滋賀県産の肉や赤こんにゃくなど、今までも滋賀県の食材を多く使ってきましたが、豊かな自然と温かな人柄の生産者さんが育てる滋賀県の食材はおいしさが詰まっています。滋賀には質のいい食材がまだまだ眠っているので、今後も滋賀県食材の魅力を伝えていきたいです」と、店主の北村さん。パチパチと油が弾ける心地いい音を聞きながら、店主おすすめの滋賀・甲賀の純米酒「三連星」と一緒に、滋賀県食材を使った串カツをぜひ。

将棋盤や将棋駒など、「将棋倶楽部」時代の名残を感じさせるものが店内の至るところに

滋賀県出身のオーナー・北村さん


<王将倶楽部 住所:大阪府大阪市浪速区恵美須東3-4-9 時間:12:00〜22:00(21:30LO) 休み:不定休>

近江牛&近江野菜のグリルで素材本来のおいしさを

最後は、京都・長岡京市へ。阪急長岡天神駅のすぐそばにある、地元民から親しまれ続ける「ブラッスリー レイファーム」。シェフ自らが目利きした日本各地の厳選素材を使ったグリル料理をはじめ、パスタやアヒージョ、ハンバーグなど多彩な洋食メニューを取りそろえる。素材にこだわるのはもちろん、産地直送のフレッシュ野菜は低温調理でじっくりと旨味を引き出すなど、それぞれの野菜の旨味を引き出すための調理法にこだわり、野菜本来のおいしさを最大限に引き出している。また、ワインやウイスキー、ジャパニーズクラフトジンなど約60種のドリンクが豊富にスタンバイされているので、料理とのペアリングも幅広く楽しめるはず。

阪急長岡天神駅のそばにある「ブラッスリー レイファーム」


今回、滋賀県食材を使って用意されたメニューは「近江牛と近江野菜のグリル」。甘味が凝縮した多賀にんじんをメインに、愛荘町産のカラフルなフレッシュ野菜を盛り合わせたひと品だ。甘めの脂が特徴的な近江牛と近江野菜をバルサミコソースと共に味わえば、素材の甘味や旨味がダイレクトに伝わってくる。シェフおすすめのペアリングは白ワイン。「すっきりとした白ワインは近江牛の脂の甘味と相性がいいですね」と教えてくれた。

「近江牛と近江野菜のグリル」(2000円)


本フェアをきっかけに、今回初めて滋賀県食材を使ったというシェフ。「滋賀の食材は品質がいいと評判を聞いていたので、いつか取り扱ってみたいと思っていました。今までは京都産の野菜を使うことが多かったのですが、京都と滋賀の食材を食べ比べてみると新しい発見がありそうなので楽しみです」。素材のおいしさをしっかりと感じられるグリル料理で、滋賀食材を満喫して。

京都のアーティストが店をイメージして描いたイラストやデザインチェアなどがそろう店内


<ブラッスリー レイファーム 住所:京都府長岡京市開田1-2-5 時間:18:00〜23:00(フード22 :00、ドリンク22:30LO)、 休み:木曜>

「おいしが うれしが 滋賀食材フェア」 とは?

滋賀県では、化学合成農薬や化学肥料を通常の50%以下に減らすなど、琵琶湖をはじめとする環境に配慮した栽培「環境こだわり農業」といった、農薬や化学肥料を一切使わない農産物「滋賀県産オーガニック」の生産を全国に先駆けて進めている。また、スーパーや飲食店、小売店、ホテルと協働し地産地消を目指す「おいしが うれしが」キャンペーンなどで、滋賀食材の可能性を追求し、その魅力を発信する取り組みが行われている。

葉物野菜を育てる継ノ農園の植え付けの様子

おうみ海老


「おいしが うれしが 滋賀食材フェア」第1回は2022年の夏から秋にかけて開催され、前回の評判を受けて2023年冬に第2回の開催が決定。今回のフェアでも各店のシェフは滋賀県の食材への期待値から、食材が持つおいしさのポテンシャルで勝負するメニューを考案した。シェフたちは「生産者の方の思いを伝えるのが使命」と、滋賀県食材の魅力を料理を通してあますことなく発信している。ぜひこの機会に、滋賀県食材の魅力が詰まったひと皿を味わってみてほしい。

多賀にんじん

近江牛


※1月末の雪の影響等で食材が急遽変更になる場合があります。

※食材の収穫状況により提供を中止・終了する場合があります。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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