旭山動物園でどうやれば効率よく「もぐもぐタイム」を回れるか、やってみました

北海道ウォーカー

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旭山動物園・アザラシのもぐもぐタイムのようす


旭山動物園には飼育担当の方が動物にエサを与えながら特徴ある行動について解説する「もぐもぐタイム」なるガイドがあります。間近でエサを食べる姿が見られたり、思わず「へぇ~」といいたくなるような裏話も聞けたりするので、とっても人気があるんですよ。今回は人気動物をしっかりおさえながら出来る限り効率よく園内を回るポイントを実践しながらまとめてみました (開催時間等は2017年5/11のもの)。

まずは1日のスケジュールをチェックすべし


園内各所で一日に10回以上行われている「もぐもぐタイム」ですから、まずはその日のタイムスケジュールを確認しておきましょう!

旭山動物園・サポートセンター


掲示場所は、正門・東門・西門と、「あざらし館」そばのサポートセンター。今回は、基本的に毎日定時開催しているペンギン、ホッキョクグマ、アザラシ、オランウータンを回ることにして、さてどこから見ようか園内マップを眺めてプラン立て。

旭山動物園・その日行われる「もぐもぐタイム」スケジュールが掲示されている


トップバッターは10時45分の「ぺんぎん館」。そして11時の「ほっきょくぐま館」、11時30分の「あざらし館」、11時45分の「オランウータン舎」と続きます。ちなみに、午後にそれぞれ2回目が行われます。

最初の3つは場所が近いので順繰り回ることは可能なんですが、「オランウータン舎」だけゆっくり歩いて10分ほどかかる東門側にあるので、午後に回します。また、ホッキョクグマの「もぐもぐタイム」は特に人気があるので、一番前で写真を撮るなら15分前には並んでおきたいところ。というわけで、午前は「ぺんぎん館」と「あざらし館」の2つを堪能することに。

「もぐもぐタイム」の間にムダなく必須動物を見るべし


「もぐもぐタイム」の所要時間は10~15分。待機&移動時間も考えると、午前中は10時30分くらいまでが自由時間。この間に、朝見ておくべき動物を見ておきましょう。

旭山動物園・「もうじゅう館」のプールで遊ぶアムールトラ


まずは「もうじゅう館」。ここ、午前と午後で展示動物がけっこう変わるので、ぜひ立ち寄っておきたい施設のひとつ。この日はアムールトラの「ザリア」親子が水場で遊んでました。

旭山動物園・食事中のレッサーパンダ(C)旭川市旭山動物園


そして、「レッサーパンダ舎」へ。基本、暑いのが苦手な動物なので、元気な姿を見るなら朝や夕方といった涼しい時間帯がおすすめ。

旭山動物園・屋外放飼場のプールで遊ぶ百吉


忘れちゃならないのが、「かば館」。この日、屋外放飼場のプールに出ていたのはオスの「百吉」、屋内プールにはいたのはメスの「旭子」。屋内プールは時間を追うごとにプールがフンで汚れてちょっと見づらくなってくるので、朝のクリーンな状態のプールで泳ぐ姿もぜひ抑えておきたいところ。

観覧場所を活用しながら合間の穴場撮影チャンスも生かすべし


旭山動物園・「ぺんぎん館」でもぐもぐタイムが始まるところ


いよいよ、ペンギンの「もぐもぐタイム」へ! 平日なので開始10分ほど前から待機すれば前列をキープできましたが、観覧スペースにはお立ち台も3か所あるので、そこから立ってみるのもおすすめ。

旭山動物園・ペンギンのもぐもぐタイムのようす


終わると、観覧客の皆さんが次の「もぐもぐタイム」に向けてちらほら移動を始めます。

移動先は、「もぐもぐタイム」で根強い人気を誇るホッキョクグマ。「ほっきょくぐま館」に人が集中するこの時間に、ぜひ行ってみて欲しいのが「あざらし館」なんです! アザラシがすぃ~と通る「マリンウェイ(円柱水槽)」は人気のスポットだけあって人が途絶えることはありませんが、ホッキョクグマの「もぐもぐタイム」中は、通常より人が少なくて写真撮影がしやすいんですよ。

旭山動物園・「あざらし館」のマリンウェイ(円柱水槽)。じっと待てばアザラシが通ってくれるかも(C)旭川市旭山動物園


マリンウェイで記念写真を撮ったら、アザラシの「もぐもぐタイム」へ。平日でも開始5分前にはかなり人が集まってきます。ここにもお立ち台が用意されていますが、ペンギンと違うのは「あざらし館」の2階から見られること。混雑を避けて、あえて2階で待機するのもいいかも。

旭山動物園・「あざらし館」のもぐもぐタイムを2階から眺めたところ


オランウータン舎のある東門エリアをうまく活用すべし


次の「もぐもぐタイム」は13時45分からの「オランウータン舎」。「オランウータン舎」は東門エリア側にあるので、このタイミングで東門エリアに登ってランチ休憩&周辺の動物観覧をするのがおすすめ。

旭山動物園・オランウータンのもぐもぐタイムのようす


そうして13時45分、オランウータンの「もぐもぐタイム」が開始。天気が悪かったせいか、ペンギン、アザラシとくらべてそこまで混雑はしていませんでしたね。

旭山動物園・エサを求めて手を差し出すオランウータン(C)旭川市旭山動物園


一番人気のホッキョクグマは行列覚悟&場所取りに注意すべし


「もぐもぐタイム」でも特に人気のホッキョクグマ。急いで移動して、「ほっきょくぐま館」へ。列に並ぶこともありますが、この日は15分前に到着して両端から2番目あたりのガラス前で待機。

旭山動物園・「ほっきょくぐま館」のもぐもぐタイムはすぐに観覧客で埋まる


でも、さすがはホッキョクグマ。平日とはいえ15分前からぞろぞろと観覧客が集まり始めます。黄色い線から前側はしゃがまないといけないので、「10分以上しゃがむのは辛い」という人は後ろ側の高い位置から立って見るのもおすすめ。

旭山動物園・ホッキョクグマのもぐもぐタイム中(C)旭川市旭山動物園


14時45分に終了。目標にした4つの「もぐもぐタイム」は無事すべて見終えました。ちなみに、15時15分からアザラシ、15時45分からペンギンの「もぐもぐタイム」午後の部があるので、時間がある人は1回目と違う位置で見てみるのもいいかも。

ただ、今回行ってみたのは平日。土日や夏休み期間はもっと混雑が予想されるので、時間に余裕を持って回りましょう!

※写真提供:旭川市旭山動物園

【北海道ウォーカー/出村聖子】

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