かなり希少な作品に出合える!山形県の白鷹町文化交流センターAYu:Mで「タラセア木の絵画―星野尚40年のあゆみ」が開催中

東京ウォーカー(全国版)

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山形県西置賜郡(にしおきたまぐん)白鷹町の白鷹町文化交流センターAYu:M(あゆーむ)で、企画展「タラセア木の絵画―星野尚40年のあゆみ」が2021年1月17日(日)まで開催中。

「コルドバ ローマ橋から見たメスキータ」2020年製作写真は主催者提供


スペインの伝統芸術技法「タラセア」は、天然木を切り取り、組み合わせ、嵌め込む「象嵌(ぞうがん)」と呼ばれる技法で、模様や風景画を作り出す技巧。星野尚は、この「タラセア」をスペインで本格的に学び、独自の感性で発展させ、唯一無二の木象嵌絵画を作り出している。

「タラセア木の絵画―星野尚40年のあゆみ」では、チーク、桜、ケヤキ、ブナ、縞黒檀(しまこくたん)などの80種を超える木を用い、木の性格や色調を見極めて、木目や洞(うろ。木の内部にできた洞窟状の空間)といった自然の質感や色彩を駆使して作り上げた作品を展示。長い年月を費やした最新の大作のほか、星野尚の作品作りに刺激を与えたスペインの作家の作品や美術工芸が並ぶ。なお、展示作品の中には購入できるものもあるという。

【写真】「囲炉裏」2018年製作写真は主催者提供


日本でなかなか見る機会のない「タラセア」を堪能できるチャンス。「タラセア木の絵画―星野尚40年のあゆみ」を見に行こう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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