日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」企画展「秋田寅之介と近代の関門海峡」が山口県下関市の下関市立歴史博物館で開催中

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山口県下関市にある下関市立歴史博物館で、日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」企画展「秋田寅之介と近代の関門海峡」が2021年1月11日(祝)まで開催中。

日本遺産の構成文化財のひとつである旧秋田商会ビル 写真は主催者提供


現在、下関市唐戸地区のランドマークとして市民に親しまれる旧秋田商会ビル。下関を拠点に事業を展開した秋田商会の事務所兼住居として、1915年(大正4年)に竣工したこのビルは、日本における最初期の鉄骨鉄筋コンクリート造りの建造物のひとつで、構造、外観意匠とも当時の先端を行くものだった。

その秋田商会の創業者であり、ビルの施主であったのが、秋田寅之介。1875年(明治8年)、山口県厚狭郡藤山村(現宇部市)に生まれた寅之介は、関門両港や鉄道の発達、さらに日本の大陸進出を背景として業績を上げ、近代の関門地域の発展を象徴する実業家だ。

【写真】秋田寅之介肖像(下関市観光スポーツ文化部観光施設課蔵) 写真は主催者提供


2017年(平成29年)4月、下関市と北九州市に遺る近代建造物群を中心とするストーリー「関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~」が日本遺産に認定。本展は、構成文化財のひとつである旧秋田商会ビルに注目し、実業家・秋田寅之介の活躍を中心に、近代の関門地域を紹介する。

秋田家旧蔵資料や旧秋田商会ビルの設計図など、貴重な展示物から関門地域の歴史的背景が垣間見られる日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」企画展「秋田寅之介と近代の関門海峡」に出かけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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