温泉街を照らす光の絵物語。山形県・肘折温泉で灯籠絵展示会「ひじおりの灯」が開催中

東京ウォーカー(全国版)

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山形県最上郡にある肘折温泉の温泉街で、10月11日(日)まで灯籠絵展示会「ひじおりの灯」が開催されている。

肘折温泉街には土産店が並び、浴衣姿でゆったりと散策できる写真は主催者提供


「ひじおりの灯」は今年の夏で14年目を迎える灯籠絵展示会。山形県大蔵村肘折地区と東北芸術工科大学卒業のアーティストらが、肘折温泉開湯1200年に当たる2007年の夏から共同で開催し続けているアートプロジェクトだ。肘折の暮らしや自然、歴史などの物語を八角の灯籠に仕立て、夜の温泉街で点灯する。大人から子供まで世代を問わず、光と闇のコラボレーションの絵物語をぐるりと回して楽しめることが最大の魅力。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、屋内(湯治部屋)での展示は行わず、例年行っていたトークイベントもオンラインでの公開予定となっている。

【写真】店先には絵物語が描かれた光が灯され、ノスタルジックな情景が広がる写真は主催者提供


担当者は「今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため温泉街の旅館や商店が休業する期間もあり、作家の皆さんとともにそれぞれの場所から今できることを模索する日々が続きました。新作『灯籠絵』の制作も1カ月遅れて始まりましたが、無事完成し、肘折での取材も実施できました。今年は13基の新作灯籠がお披露目できる予定となっています。毎年恒例の夏祭りが中止になるなどイベントのない夏となりましたが、ぜひ温泉街をやさしく照らす『ひじおりの灯』を見にいらしてください」と語る。

やさしい灯りを照らし続ける同イベント。光の絵物語を通して、自然や歴史に触れよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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