マリホ水族館で広島の水辺の生き物たちのリアルライフを観察!施設の楽しみ方を徹底紹介【コロナ対策情報付き】

東京ウォーカー(全国版)

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2017年に開館した、広島市唯一の水族館「マリホ水族館」の見どころや楽しみ方を一挙紹介!(※記事内で紹介している展示やイベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

マリホ水族館ってどんなところ?150種5000点の海の生き物たちを展示

ベイエリアにある複合商業施設「広島マリーナホップ」の中にあり、“躍動的で潤いのある水中世界と、そこに生きる命たちの鼓動を通じて、心に癒やしと安らぎを与え、地球の調和を共感する水族館”をテーマに、150種5000点の海の生き物たちが展示されている。瀬戸内海の海や広島の渓流で暮らす生き物たちを見ることができるマリホ水族館の魅力を紹介!

【アクセス】営業時間やチケットもチェック

広島県指定天然記念物の魚、ゴキ。大きい黄色の水玉模様が特徴

電車の場合、JR広島駅から広電バス3号線で約40分、観音マリーナホップのバス停からすぐ。横川駅からは広電バス8号線で約30分だが、横川駅からのバスは日・祝日は全便運休なので注意。車の場合、広島高速3号線吉島出入口から約10分、山陽自動車道五日市ICからは約30分。駐車場は1500台駐車可能。駐車代金は無料。

開館時間は4月〜10月は10時〜19時まで、11月から3月は10時から17時まで。最終入館は閉館の15分前。2020年10月31日までは、17時から19時までナイトアクアリウムを開催。休館日はマリーナホップの休館日に準ずる。

入館料は大人(18歳以上)950円、小中高生(6~17歳)500円、幼児(3歳以上)300円、シニア(65歳以上)800円、3歳未満は無料。年間パスポートは大人1800円、小中高生1000円、幼児600円、シニア1600円と、2回分の料金で1年間何度も入れるので、2回以上行くことになりそうな人は、年間パスポートの購入がおすすめだ。
※すべて税込。高校生でも18歳以上は大人料金

【見どころ1】 展示ゾーンによってこだわり満載!

【写真】Aゾーン「波の向こうへ」。サンゴ礁の間に踊る白い波間から、どこまでも続く海が広がる

Dゾーン「輝くサンゴの海」で泳ぐナポレオンフィッシュ。小さな魚から大きな魚までいろいろ

館内にはAからF、Zゾーンの水槽があり、それぞれにテーマが。Aゾーン「波の向こうへ」はサンゴ礁の海、Bゾーン「あふれる瀬戸内の命」はその名のとおり瀬戸内海、というように、それぞれに特徴のある展示を楽しめる。

一番大きな水槽はDゾーン「輝くサンゴの海」の「ラグーン水槽」。タイミングが合えばダイバーによるパフォーマンスも見ることができる。最後のZゾーンは「カープ鯉の池」。さすが広島の水族館!

一つひとつの水槽は見応えたっぷりだが、1フロア、こじんまりとした水族館なので、20分もあれば全部の水槽を眺めることが可能。おすすめの回り方と混雑状況を広報の藤本智子さんに聞くと「マリホ水族館の魅力は何といっても生き物を最大限、魅力的に見せている点です。入ってすぐの『波の水槽』では、波がサンゴ礁に打ち付け、砕ける中で泳ぐ魚たちを目にして、一気に水中世界へと引き込まれること間違いなしです。そこから海底を散歩するように楽しんでください。きっとお気に入りの水生生物に出会えると思います。また、出口付近では季節に沿った水槽を展示しています。定期的に変化があるのでいつ来ても楽しめますよ」とのこと。2020年7月現在、土・日・祝日なら夕方以降、もしくは平日が比較的“密”になりにくいそう。

【見どころ2】「水塊」展示など最新の展示方法が自慢!

Eゾーン「うねる渓流の森」は、水しぶきや水流が迫力満点!

Bゾーン「あふれる瀬戸内の命」。銀色のウロコを輝かせながら渦を巻くイワシトルネード

日本唯一の水族館プロデューサー、中村元氏が創り出した、マリホ水族館のコンセプトは、生きもののように躍動する水塊の潤いに包まれながら、命あふれる地球の調和を体感できる場所。「水塊」とは、中村氏の言葉で、“海や川の水中から、そこに見え感じるすべての感覚を塊にして切り取ってきたもの”。つまり、魚だけではなく、水による浮遊感、生物たちの存在による立体感、キラキラと踊る陽光の柱、流水の清涼感、水流や生物による躍動感なども再現したものが「水塊」展示となる。

Eゾーン「うねる渓流の森」では、龍のごとくうねる広島の渓流を切り取り、激しい流れの水中美を再現。また、Bゾーン「あふれる瀬戸内の命」では、海のうねりによって生じる砂紋なども見ることができる。

【イベント】平日限定でイベント開催中!

平日限定で実施される「潜水ショーラグーンダイブ」

新型コロナウイルスの影響でイベントや体験などが自粛気味の水族館や動物園。しかしマリホ水族館では、平日限定ながらイベントを再開!えさやりタイム「本能のスイッチ」では、これまでのカタクチイワシ、ゴギのほか、6月からは新たにアロワナの仲間、ノーザンバラムンディが追加。水面からジャンプして捕食する姿を見られる。平日に遊びに行けるなら、イベントの時間をチェックしておこう。

【見どころ3】学校や仕事のあとはロマンチックな「ナイトアクアリウム」へ

水槽の照明も夜モードに。深いブルーをずっと見ているだけで心穏やかに

Cゾーン「たゆたうクラゲのホール」。幻想的な水槽といえばやはりクラゲ! 

17時〜19時には照明が変わる「ナイトアクアリウム」に変身。館内や水槽の照明が切り替わり、昼の水族館とは一味違う雰囲気に。19時までなら、学校や仕事終わりなどでも間に合うかも!期間は2020年10月31日まで。

【グルメ・お土産】チケットの半券提示で周辺ショップのサービスが

店頭では期間限定でオリジナルジオラマを展示。「ミニウミガ」(写真)は税込1045円

マリホ水族館オリジナル「コーヒースプーン」(1本税込165円)。軽くて丈夫なメラミン製

水族館内にレストランやカフェ、ショップなどはないが、隣接の「空海館」にて、マリホ水族館グッズやお土産品を取り扱っている。また、チケットの提示で、「マリーナホップ」の中に入っている飲食店やショップなどで優待サービスがあるので、水族館を出てからもチケットは取っておこう。

【おすすめ】施設担当者に聞く!マリホ水族館の魅力・楽しみ方

「ゆらゆら波に揺られながら泳ぐ魚や、激しくうねる渓流で力強く泳ぐ、広島県指定天然記念物の『ゴギ』など、一般的な水槽展示ではなく、生き物が暮らす、ありのままの自然に生活する姿を見ることができます。展示方法にも注目して楽しんでみてください」(広報の藤本智子さん)

トラフザメ。どこか語りかけてきそうな雰囲気

アオウミガメが両手を広げて泳ぐ姿や、ニョロニョロ感がたまらないチンアナゴ、優雅にたゆたうアカクラゲなど、お気に入りの生き物たちを眺めていると、あっという間に時間が経ってしまうマリホ水族館。

水族館では、閉館後の館内貸切利用が可能(※除外日あり)。魚たちに囲まれた幻想的な空間の中で、素敵な時間を過ごすことができる。結婚式の二次会や忘年会、パーティーなどの会場にするのもおすすめだ。

感染拡大防止の取り組みとして、各展示水槽は1組ずつ順番に観覧、水槽へのタッチ禁止、マスクの着用など水族館からのお願いが。新ルールを守りつつ、水塊の世界を堪能しよう!

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・発熱(37.5度以上)、軽度であっても咳・喉頭痛など、体調の悪いお客様は入館をご遠慮ください。
・アルコール消毒にご協力ください。
・マスク未着用のお客様はご入館をお断りさせていただきます。(0歳~2歳までのお子様を除く)
・各展示水槽は1組ずつ順番に観覧していただき、お客様同士2メートル以上の間隔が確保できるようご協力お願いいたします。
・水槽等への手などの接触はご遠慮ください。
・館内の換気を行い、窓口、トイレは1時間おき、水槽縁は2時間おきに消毒を行います。消毒のために、窓口での案内を一時中断する場合があります。
※一部のイベントを除き、3密を防ぐため、土日祝のイベントはすべて中止させていただきます。詳しくは公式HPをご確認ください。

※取材・文=石澤理香子

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※この情報は2020年9月時点の情報です。

■動物取扱業に関する表示
氏名:株式会社マリーナホッププロパティ 名称:マリホ水族館 所在地:広島市西区観音新町四丁目14番35号 動物取扱業種別:展示 登録番号:第813号 登録年月日:平成29年4月11日 登録の有効期限:2022年4月10日 動物取扱責任者名:宇井賢二郎

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